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2017年09月13日

九州の大学関係者が本学のエネルギーシステムを見学しました

本学の「停電時対応型ガスコージェネレーションシステム」などのエネルギーシステムを、9月8日(金)、九州の8大学28名の関係者が来学し、中央教育棟や特高変電所などの施設を見学しました。
本学は、2016年度のガスエンジン発電機の更新に際して、停電時対応型コージェネレーションシステムを導入しました。東日本大震災後の計画停電時にガスエンジン発電機が活躍したことを受けて、ガスの安全性、信頼性を再認識し、様々な災害時にも対応できるガスと電気をベストミックスしたエネルギーシステムの可能性を検討しました。そこで、今後もガスを利用したインフラを継続して使用することを決め、さらに高い効率のエネルギーシステムで故障のリスクも低い設備方式を採用しました。
また、コージェネレーションシステムの特徴の1つに廃熱活用が挙げられます。2013年に完成した中央教育棟の空調システムは廃熱の利用する設備を設置しており、コージェネレーションシステムの導入により、以前と比較してエネルギー効率は約2倍になりました。

参加者からは「中央教育棟の建築と設備が調和した高度な仕様が大変に参考になりました。運用面まで検討が尽くされた設備が素晴らしいです」といった声が寄せられました。
ページ公開日:2017年09月13日