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2017年10月05日

本学経済学部・碓井健寛准教授の研究が『基礎教育保障学研究』の創刊号に掲載

本学経済学部・碓井健寛准教授の論文「未就学者128,187人に関するカウントデータ分析」が、学術誌『基礎教育保障学研究』の創刊号に掲載されました。
この学術誌を発刊する基礎教育保障学会は、基礎教育の研究を軸に教育・福祉・労働など様々な分野の関係者が集い、すべてのひとに基礎的な教育が保障される社会の実現を目指し2016年に発足しました。
掲載にあたり碓井准教授は、「2010年の国勢調査によると、さまざまな理由により小学校を卒業できなかった未就学の方々が全国に128,187人います。今回、私は2010年・国勢調査の、もっとも小さな集計である、町丁字単位の集計結果をもとに統計分析を実施しました。その結果、未就学の人びとは、障害をもっていたり、低所得であること、あるいは女性の外国人である可能性が高いことがわかりました。この研究結果が、地方自治体での夜間中学の設置にむけた取り組みの後押しになればと願っています」と述べました。
ページ公開日:2017年10月05日