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2017年10月20日

モスクワ大学で国際学術会議「グローバリスティクス2017」が開催されました

ロシア・モスクワ大学で、世界のグローバル化における諸問題をめぐり2年に1度開催されている国際学術会議「グローバリスティクス2017」が、9月25日(月)~28日(木)に行われ、本学の中山雅司教授が代表として出席しました。今回のテーマは「グローバルなエコロジーと持続可能な開発」で、50カ国から約1,000人の学術者らが参加しました。

26日の分科会「グローバリゼーションと教育」では、「ノンフォーマル教育とその効果について」と題して中山教授が登壇。人間教育の最高学府として、創立者池田大作先生によって創価大学が創立された歴史的経緯について言及しました。また、中山教授は、環境教育および「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)」分野でのSoka Gakkai Internationalの取り組みについて紹介、草の根の意識啓発運動の効果に関し、インドで行われた「希望の種子展」を用いた教育効果測定の結果について報告しました。また、27日の「グローバルな普遍的価値」をテーマにした円卓会議では、平和社会構築のための世界市民の役割の重要性を強調。創価大学がグローバル人材の育成に取り組んでいることを紹介しました。
中山教授は、「今回の会議に参加し、人類が環境問題をはじめ喫緊の地球的課題に直面している現実を認識するとともに、その解決のために世界の英知を結集することの重要性をあらためて感じました。また、会議の席上、国際グローバル研究アカデミーの『正会員証』が創立者池田大作先生に授与されました。地球一体化への卓越した貢献に対する創立者への世界からの称賛を肌で感じました。今から40年以上も前に日ロ交流の道を拓かれた創立者及び創価大学とモスクワ大学との深い信頼と友情に感銘を受けました。今回の経験を活かし、人材育成と研究に一層尽力してまいります」と語りました。
ページ公開日:2017年10月20日