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ねぎ畑での農業ボランティア

2017年12月26日

「南三陸ねぎ」を使ったラーメンで八王子と東北をつなぐ ~本学経済学部の取り組みを契機に、卒業生が復興プロジェクトを立ち上げ~

本学経済学部では、宮城県南三陸町での農業支援ボランティアなどを通じて学びを深めることを目的に、2012年度より「東北復興スタディーツアー」を実施しています。このツアーでは、GFM(グリーンファーマーズ宮城)の協力により、ネギ畑等における農業支援ボランティアを実施しています。同ツアーに、本学卒業生で株式会社OICHOC代表の八幡清信さん(ブランドディレクター)、株式会社先駆代表の中根茂雄さん(WEBプロデューサー)らの起業家も参加し、南三陸町の方々との信頼関係を築いていきました。

その中で、東日本大震災に伴う津波等の被害に負けず逞しく育つ「南三陸ねぎ」に着目しました。困難に屈しない「不屈のネギ」のアピールを通し、現地の復興に貢献していくことを目的として、南三陸町と気仙沼市で生産されている長ネギのブランド化を応援する「南三陸ねぎ応援プロジェクト」を本年1月に立ち上げました。

ネギを生産する農家の方からラーメンを作りたいとの思いを聞き、「南三陸ねぎ」を使ったラーメンを東京で商品化できないかと考え、八幡さんらが八王子市内のラーメン店を中心に「南三陸ねぎ」の魅力を伝えたところ、「口楽」(八王子市下柚木2)の他、「麺や 睡蓮」(元本郷3)、「ほっこり 中華そば もつけ」(万町)、「味噌ぶりnoodleみやみや」(多摩市関戸2)の4店舗が参加。「南三陸ねぎ」を使った、個性あふれるオリジナルメニューを各店が提供しました。
今後も本学の「東北復興スタディーツアー」では、被災地での復興支援を通して、様々な学びの機会を学生に提供してまいります。また、同プロジェクトでは、「南三陸ねぎ」を通して、南三陸町・気仙沼市を盛り上げていけるよう、様々な情報発信を行い、新たな活動に取り組む予定です。

<各店舗で提供された期間およびメニュー>
  • 11月27日~12月3日:「口楽」南三陸ネギSPラーメン
  • 12月4日~10日:「睡蓮」南三陸ネギ潮の幸ラーメン
  • 12月11日~17日:「もつけ」南三陸ネギたっぷりホルモンラーメン
  • 12月18日~24日:「みやみや」南三陸ネギのトロ肉味噌ラーメン
ページ公開日:2017年12月26日