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2018年02月07日

生誕577年を迎えるウズベキスタンの詩人アリシェール・ナワイーへ献花

ウズベキスタン共和国駐日大使館のアジゾフ・シロジェ二等書記官、ハサノフ・アスカラリ二等書記官等が、2月6日(火)に来学され、本学池田記念講堂の前庭に設置されているウズベキスタンの詩人アリシェール・ナワイーの生誕577年(生誕日:1441年2月9日)を記念した献花式が行われました。
 
アリシェール・ナワイー(1441年~1501年)は、ウズベク文学の祖とされ、詩人、学者、音楽家、書家であっただけなく、政治家としても領内の争いの調停や減税のため市民に尽くし、自費を投じて慈善事業や学芸保護を行い、中央アジアでは今もなお多くの市民から尊敬されています。
ナワイー像の設置は、2004年3月26日。創立者池田大作先生がスピーチ等でナワイーなど、中央アジアの偉人の生涯や詩を紹介されてきたことに対し、イスラム・カリモフ元大統領から寄贈の発案がありました。同国最高会議関係者、同国芸術アカデミー総裁、像の彫刻家らが大統領からメッセージを携えて駐日大使とともに来学され、除幕式が行われました。

献花式では、馬場善久学長よりナワイー像の設置の経緯が紹介され、「2015年の秋に開催された日本とウズベキスタンの学長会議に参加した際、同年10月に安倍首相がウズベキスタンを訪問し、カリモフ元大統領との懇談の折にも、この創価大学に設置されているナワイー像について触れたと伺いました。この像は、日本とウズベキスタンの友好親善の証であります。混迷する社会にあって、ナワイーの精神がいや増し輝いていくと思います」と挨拶しました。その後、ナワイー像の台座の言葉が司会から読み上げられ、献花が行われました。

最後に、アジゾフ・シロジェ二等書記官がナワイーの生涯を偲び、「ナワイーが残した文化的遺産、創造的遺産は、ウズベキスタンのみならず、世界の文明にとって素晴らしい財宝であると言えます。ナワイーが詩作の中で謳いあげたのは、慈悲の心であり、両親に対する尊敬、また人々が互いに調和して存在すること等であります。現代世界にも通用する哲学が込められています。ナワイーの銅像が設置された意義は、シルクロードの交流の時代から続く、文明間の対話の最高のシンボルであります。ウズベキスタンのナワイー市の名誉市民である創価大学の創立者池田大作先生は、ナワイーの銅像がこの場所に設置された事実を、『ヒューマニズムのシンボルであり、相互理解のシンボルである。また、このことによって、文化、教育の交流が発展していく、そういう契機になる』と言及されました。ナワイーが残した文化的遺産が、今後の私たちの進む道を照らし、また、今後の困難を打開していくこと、人生の成功に役立っていくことを祈念します」と述べました。

この献花式の様子は、ウズベキスタンのテレビ局による取材が行われ、学長がインタビューに応じました。

<池田記念講堂のナワイー像の台座に記された言葉>
世の全ての人々よ
互いに憎しみあうことなかれ
互いによき友人となれ
友情こそ人のなすべき道なり
ページ公開日:2018年02月07日