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2018年03月29日

本学工学研究科・理工学部の学生が「情報処理学会第80回全国大会」で学生奨励賞を受賞

早稲田大学で開催された情報処理学会第80回全国大会(3月13日~15日)にて、本学工学研究科情報システム工学専攻、理工学部情報システム工学科の渥美雅保研究室の村田祐樹さん(博士前期課程1年)、永塚光一さん(学部4年)、松田賢太さん(学部4年)、寺島美昭研究室の福岡宏一さん(学部4年)が学生セッションで優秀な発表に対して贈られる「学生奨励賞」を受賞しました。

受賞した発表内容は、「移動ロボットのための領域ベースCNNとTriplet Lossを用いた人物再同定」(村田さん)、「アテンション付きエンコーダデコーダによる複数言い換えツイートからの要約文生成」(永塚さん)、「領域ベース深層学習を用いた車載カメラ映像からの危険予測」(松田さん)、「データ送信量観測による無線アドホックネットワークの動作推定方法の提案」(福岡さん)の4つのタイトルです。

村田さんは今回の受賞について「昨年の同大会で思うように発表できなかった悔しさをバネに、一年間研究に励んでまいりました。苦しいときも研究を続けることができたのは、指導教員の渥美先生、そして大学の仲間の支えがあったからです。感謝の思いでいっぱいです。今回は、機械学習による画像認識技術を応用した、移動ロボット向けの人物識別に関して発表を行いました。今後の展望としては、研究室で開発を進めているロボットに人物識別の機能を搭載し、2018 年度後期のプログラミング演習授業で学習支援を行うシステムの構築を目指しています。今回の受賞を原点とし、これからも仲間と共に精進してまいります」と語りました。
ページ公開日:2018年03月29日