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2018年04月04日

国際開発ユースフォーラム2018に本学GCP生が参加しました

東京都渋谷区の国際オリンピック記念青少年総合センターで、3月11日~18日まで開催された「国際開発ユースフォーラム2018」に本学グローバル・シティズンシップ・プログラム(以下、GCP)に所属する川上智美さん(経済学部3年)が参加しました。今回の国際開発ユースフォーラムには、世界23か国・地域から選出された35人の18歳~28歳の青年が参加し、1週間にわたり文化交流会やディスカッションが行われました。

フォーラムは、全体テーマ「How should we co-exist with ICT? Does ICT bring us peril or prosperity?」のもと、全て英語で実施され「日本の働き方改革におけるICTの導入」「ベトナムの農業におけるICTの活用」「コロンビアの紛争後の平和構築におけるICTの役割」の3つの事例についてグループに分かれ議論をしました。
川上さんは、「日本の働き方改革におけるICTの導入」のグループに所属し、アメリカ、インド、インドネシア、オーストラリア、中国、バングラデシュ、ベトナムから参加した8人と共に、日本の働き方における課題やその解決策について議論し、最終日にはプレゼンテーションを行いました。

フォーラムに参加した川上さんは、「日本人は35人中3人しかおらず、自身が所属したグループでも日本人は私一人でした。周りからは日本の代表として意見が求められ、積極的に議論に参加しようと努力しました。志も高く、人格も素晴らしい仲間に恵まれ、様々な文化的な背景の人たちとの議論から、たくさんのことを学びました。日本のICT化については、私自身は進んでいるとの認識でいましたが、他の国の参加者から特に日本の地方においては、『紙媒体の書類が多い』と聞き、他国と比較し、あらためて日本の現状を知りました。また、国によって『働く』ことの価値観に大きな違いがあることなど、多様な視点を得ることができました。最後のプレゼンテーションでは、日本における多様な働き方のロールモデルを提示しました。1週間のプログラムでしたが、GCPで学んだ英語でのディスカッション力、問題解決力などを最大限に発揮することができました。また世界中に友情を大きく広げ、多様な文化、価値観に触れることができた貴重な時間になりました」と語りました。
ページ公開日:2018年04月04日