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経営学部・中村ゼミの学生

2018年04月23日

本学経営学部の中村みゆきゼミが「日経STOCKリーグ」に4度目の入選

日本経済新聞社が主催する「第18回(2017年度)日経STOCKリーグ」の授賞式が3月10日(土)に開催され、本学経営学部の植松佳代さん、岡本光一さん、山本博樹さん、中野智彦さんのチーム(中村ゼミ・4年生)の「企業100年時代構想~長期志向を考える~」と題する研究レポートが、優秀レポートとして入選を果たしました。同中村ゼミはこれで4度目の入選となりました。

「日経STOCKリーグ」は、中学生・高校生・大学生を対象にした「自主テーマによるポートフォリオ学習(研究テーマ設定と企業分析)」および「レポートコンテスト」で、日本の若者の証券、株式等の生きた金融・経済への一層の修得向上を目的に2001年から開始され、本年で第18回目となります。
今回は、1,832チーム、7,180人が参加し、大学の部からは660チーム、2,663人のうち31チームが入選し、本学同チームは東京大学や慶応義塾大学、大阪大学、一橋大学や神戸大学などの国・私立大学とともに、入選を果たしました。

中村ゼミの植松チームリーダーは、「今回、私達は日本の長寿企業に注目し、その強さの源泉を解明するために定量的分析を試みました。社会的課題について研究していくことは容易ではなく、掘り下げるほどに議論が進まず苦しい時期もありましたが、最終的に入選という結果を残すことができ嬉しく思っています。チームメンバーやゼミ同期生、中村先生には感謝の気持ちでいっぱいです。今回研究テーマについて学んだだけではなく、社会に対する視野を広げることができました。日本の年金機構(GPIF)がESG(環境・社会・ガバナンス)運用を開始するなど、ESG投資が金融市場に浸透しつつある現在、『長期志向』、『持続可能性』とは何かを改めて考え直すことは、日本企業の様々な問題を解決する糸口になるのではないかと考えています。今後は学んだ経験を後輩達にも伝えていきたいと思います」と語りました。
また、中村教授は、「今回は2チームが一次選考に残り、そのうち1チームが入選する結果になりました。残りのチームも含めて、ゼミ生達はお互いに協力しながら切磋琢磨して学び合っておりました。時に厳しく指導もしましたが、その姿に私自身も学ぶことが多くありました。今後は、学びの経験を就職や進学にも活かしてもらいたいと思います」と述べました。
ページ公開日:2018年04月23日