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2018年05月31日

2018年度牧口記念教育基金会の「大学院生奨学金証書授与式」を開催しました

5月29日(火)、本学中央教育棟において、2018年度創価大学牧口記念教育基金会「大学院生奨学金」の奨学生証書授与式が開催されました。同奨学金は、牧口記念教育基金会の助成により2012年に創設され、経済的に修学が困難な学生をサポートするものです。

授与式では、神立孝一副学長の挨拶に続き、2名の奨学生が採用された感謝と、研究活動等の成果を通して恩返ししたいと抱負を述べました。
経済学研究科経済学専攻・博士後期課程の辻塚秀幸さんは、「これまでアルバイトをして授業料を準備していましたが、奨学金を受けて研究活動にいっそう励んでまいります。そして、このご恩に報いることができるよう、本日からまた、目標達成に向け、一歩一歩粘り強く勉学に取り組んでまいります」と話しました。次に、工学研究科環境共生工学専攻・博士前期課程の小林真輝さんは、「研究者を目指していますが、経済的な負担の大きさに諦めようと思ったこともありました。しかし、両親や教職員の皆様、先輩・友人の支えがあり、今、夢に向かって行動できています。支えてくださるすべての方々に感謝し、今後も研究に精一杯励んでまいります」と語りました。

牧口記念教育基金会の髙梨幹哉理事長からは、創価教育の父である牧口常三郎先生の偉大な人生を継承すると共に、人々の幸福と世界の平和に貢献する学生を育成するため池田先生の手で創立されたのが牧口記念教育基金であると紹介し、「社会をよりよい方向へ変える希望の存在となる大学院生の皆様です。健康に留意し、掲げた目標を達成されることを心から祈念しています」と述べました。

最後に田代康則理事長は、牧口記念教育基金会の多大な支援に感謝するとともに、「経済的に大変な方もいらっしゃると思いますが、歯を食いしばって頑張っていただきたいと思います。そして、牧口常三郎先生の根底にあった“困っている人のために学ぶ”という気概で研究活動に取り組まれることを期待しています」と語りました。
ページ公開日:2018年05月31日