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2018年06月21日

ロシア駐日大使のミハイル・ユーリエヴィチ・ガルージン氏が講演を行いました

ロシア駐日大使のミハイル・ユーリエヴィチ・ガルージン氏による講演会が、6月19日(火)に本学中央教育棟AW301で開かれ、本学の教職員、学生ら約250人が参加しました。今回は文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」の一環として行われ、3月の駐日大使に就任以降、本学での講演が日本の大学で初めてとなりました。

ガルージン大使は、モスクワ大学で日本語を学び、1982年から83年まで交換留学生として創価大学で学びました。そうした経緯もあり、今回の講演会開催の運びとなりました。外交経験が豊富なガルージン大使は、1983年に外務省に入職し、駐日公使を7年務めた経験もあります。日本語が堪能のため、これまでも元ソ連大統領のミハイル・ゴルバチョフ氏や元ロシア大統領のボリス・エリツィン氏の通訳として、日本とロシアの外交の一翼を担ってきました。

講演会では「露日友好についてー教育交流を中心に」と題し、今日までの日露関係における経済や人的交流、外交、歴史等に言及。本年5月の日露首脳会談に触れながら、「ロシアのプーチン大統領と安倍総理大臣の20回目の会談が開かれました。全ての問題が解決したわけではありませんが、着々と日露の友好関係は深まっていると感じます。日本の総理大臣が初めてサンクトペテルブルク国際経済フォーラムに参加するなど新しい動きも出てきました。今後ますます、グローバル化が進む時代においては、互いを理解するために、民間交流および教育交流を通した対話が重要であります」と述べました。

参加した学生からは、「両国の架け橋となる大使が創価大学に留学していることに嬉しく思います。私も日露両国の歴史を学ぶとともに、留学への挑戦等を通し、国際社会に貢献できる力をつけていきます」等の感想が寄せられました。
ページ公開日:2018年06月21日