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上映会を開催したASPIRE SOKAの学生

2018年10月10日

本学で難民映画祭の作品「アイ・アム・ロヒンギャ」を上映

第13回UNHCR難民映画祭の作品の一つである「アイ・アム・ロヒンギャ」の上映会を10月8日(月・祝)、本学ディスカバリーホールで開催し、学生・一般の方など約350名が参加しました。
UNHCR難民映画祭は、映画を通して難民への理解を広げることを目的に大学をはじめ教育機関と学校パートナーズとして提携し、啓発活動を展開しています。UNHCRと連携協定を結ぶ本学では、昨年に続いて学校パートナーズに参加し、開催にあたっては、国連の平和運動を推進する本学学生団体ASPIRE SOKAとの共催で準備にあたりました。

上映前には、本学の馬場善久学長の挨拶に続いて、ASPIRE SOKA代表の古賀優奈さん(法学部4年)が難民問題の現状と課題を述べるとともに、パレスチナ刺繍製品の販売を通した難民支援の取り組みを紹介しました。

映画「アイ・アム・ロヒンギャ」は、カナダに移住したロヒンギャの若者たちが、演劇を通じて自分たちの身に起きた壮絶な経験を表現し、困難を乗り越えようと奮闘する姿を追ったドキュメンタリー映画です。
鑑賞した方からは次のような声が寄せられました。
  • 「ロヒンギャ難民」との言葉は知っていましたが、国籍の剥奪や拷問、虐待など想像を絶する扱いを受けてきた事実を知りました。ロヒンギャの問題をはじめ、世界で起きている諸問題を正しく認識し、自分にできることから考え、行動していきたいと思います。(40代、会社員)
  • 同世代の若者がロヒンギャであることを堂々と述べ、壮絶な経験を正しく伝えようとインタビューに応える姿が印象に残りました。現在もロヒンギャの人々は差別や迫害を受けています。ロヒンギャの問題に目を向けるとともに、一人でも多くの人にロヒンギャ問題の現状を伝えていきたいと思います。(10代、学生)
次回の上映は、10月19日(金)16時40分から本学中央教育棟ディスカバリーホールにて開催いたします。
詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
ページ公開日:2018年10月10日