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2019年03月26日

日露合作映画「ソローキンの見た桜」の俳優陣と本学学生が交流

3月22日(金)に全国公開された日露合作映画「ソローキンの見た桜」に出演した、ロシア人俳優のロデオン・ガリュチェンコ氏(主演)、アレクサンドル・ドモガロフ氏(助演)、イワン・グロモフ氏、アンドレイ・デメンチェフ氏ら一行が本学を訪問しました。

本映画は日露戦争時代、松山市に設けられたロシア兵捕虜収容所が舞台です。日本人看護師とロシア将校との出会いを中心に、歴史に翻弄された両国の人々を描いたものです。今回、映画の舞台挨拶のために一行は来日し、それに先駆け、日本とロシアの交流拠点である「ロシアセンター」を設置している大学として、本学キャンパスの見学および学生との交流会を開くことになりました。

学生との交流会では、日本とロシアの文化や食習慣の違いなど学生からの質問に対し、俳優陣が笑顔で応えるなど賑やかに行われました。「撮影前と撮影後で日本への印象は変わりました?」との学生の質問に対し、主演のガリュチェンコ氏は「これまで日本のことはテレビのニュースなどを通じて知るぐらいでした。撮影のために愛媛県の松山市に1ヵ月ほど滞在し、多くの日本人と共に時間を過ごす中で、相手を思いやる日本人の優しい心に感動しました」と語りました。交流会に参加した1人でモスクワ大学に交換留学の経験がある、朝倉光夫さん(文学部4年)は、「最初はどのように話しかければよいのか緊張しましたが、俳優の皆さんが気さくに声をかけてくれ、和やかな交流会となりました。このような場を通して、コミュニケーションをとっていくことが日本とロシアの文化交流に繋がると思います」と述べました。
また、交流会前には馬場善久学長が一行と懇談し、試写会にて映画を鑑賞した感想に触れ、「映画を通して、日本とロシアの歴史をより深く学ぶことができました。多くの方に観ていただき、両国のさらなる文化交流の一助になることを願っています」と述べました。
ページ公開日:2019年03月26日