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2019年03月27日

2018年度のメンタルヘルスセミナーを開催しました

3月20日(水)、学生自治会や学友会、各クラブ、学生寮等で中心者を務める学生を対象に、メンタルヘルスセミナーを本部棟M402教室で開催し、約200名が参加しました。今回のセミナーは、本学学生相談室の金子英尚カウンセラーが講師となり、「メンバーのメンタルヘルスに対するリーダーが果たす役割」とのテーマで実施しました。

冒頭、メンバーの不調のサインとして、遅刻・欠席が増える、約束を守らなくなる、衣服が乱れ不潔にしているなどを挙げ、「いつもと違う様子」に気付いたら、声をかけ、相談に乗ることが大事であることを紹介しました。そして、適切なサポートのためのポイントとして、
・基本的な関わり技法(はげまし、言い換え、要約、感情の反映)
・上手に話を聞き終わる(話す時間の目安を伝える、次回につなげる、相手のニーズを聞く)
・関係機関へのつなげ方(情報レベル、誘導レベル、相談の相談)
の3つを挙げ、悩んでいるメンバーにどのように関わることがよいかを説明しました。
そして、金子先生は「一番大切なことは、相談することです。悩みを誰にも相談せず、自分の中に溜め込むとどんどん大きく重たくなってしまいます。悩み事は、外に出せば誰かが関わることができます。メンバーに関わる皆さん自身も、メンバーの悩みを一人で抱え込むのではなく、困った時は、早めに学生相談室や学生課などに相談してください」と語りました。

参加者した学生からは、次のような声が寄せられました。
  • 後輩とどのように関わったらよいか分からず不安がありましたが、今日のセミナーに参加し、自信がつきました。何よりも話を聞いてあげることが大切だと学んだので、相手の声に耳を傾け、相談に乗っていこうと思いました。(看護学部2年・女子)
  • 悩みを打ち明けてくれるかどうかは、お互いの関係性次第であることを学びました。いざと言うときに声をかけてもらえるよう、日頃から一緒にご飯をたべたり、声をかけたりと、何気ない日常を大切にしていこうと思いました。(教育学部2年・男子)
ページ公開日:2019年03月27日