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2019年04月08日

程永華駐日中国大使を迎え、本学で「第40回周桜観桜会」を開催しました

4月7日(日)、中国の周恩来総理をしのび、日中友好を象徴する周桜観桜会が本学ディスカバリーホールで開催され、学生・一般の方など約500名が参加しました。
本年で40回目を数える観桜会には、周桜を植樹した第1期の国費留学生である程永華駐日中国大使が列席。また、中国大使館より揚宇公使参事官、汪婉参事官を含む29名、交換教員として滞在中の深圳大学の童暁薇教授、南開大学・大連工業大学・仲愷農業工程学院・大連外国語大学・陝西師範大学大学院・中山大学大学院の学生代表ら11名が出席しました。

1974年12月、本学の創立者池田大作先生は周総理と北京市内で会見。懐かしく日本での桜の思い出を語られる周総理に、創立者が「ぜひまた桜の咲くころに日本にいらしてください」と伝えると、「その願望はありますが、実現は無理でしょう」と病床の周総理が答えられる場面がありました。1975年11月にその思いをつなぎ、日中国交正常化後に日本で初めて受け入れた中国からの国費留学生6人(程永華駐日大使を含む)と本学学生が一緒に桜の苗木を植え、創立者が「周桜」と命名しました。その後、日中友好の象徴として「周桜観桜会」を毎年開催しています。

第1部はオープニング映像で観桜会が開幕。田代康則理事長による来賓紹介に続き、中国研究会部長の浅野光一さん(法学部2年)があいさつを述べました。その後、日本人学生と中国からの留学生による周桜由来文の朗読、日本舞踊部、箏曲部、沖縄伝統舞踊のエイサーを踊るイチャリバチョーデーズが演目を披露し、中国研究会が創立者の45年前の訪中に関する研究発表を行いました。
第2部では馬場善久学長の挨拶に続き、程大使が登壇しました。大使は「母校である創価大学を訪問し、友人の皆さんにお会いしたいとの思いで本日参加しました」と述べ、在学中の思い出や周桜を植樹したときの様子を振り返りました。最後に将来を担う学生に向け、「互いに交流を重ねることで理解が深まり、信頼が生まれ、友情が生まれます。日中両国の友好のため、金の橋を皆で力をあわせて支え、友好の絆をさらに深めてほしいと思います」と期待を寄せました。終了後、程大使一行は周桜を見学し、関係者との記念撮影を行いました。
ページ公開日:2019年04月08日