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2019年05月15日

創価大学外国人学生学費減免奨学金・牧口記念教育基金会留学生奨学金の授与式を開催しました

2019年度の創価大学外国人学生学費減免奨学金・牧口記念教育基金会留学生奨学金の授与式が5月8日(水)、本学中央教育棟ディスカバリーホールで開催されました。

創価大学外国人学生学費減免奨学金は、経済的な理由で学業の継続が困難である留学生を対象に、学費を減免する本学独自の奨学金制度です。成績・人物ともに優秀であることを条件に、留学生が学業に専念できるよう支援することを目的としています。
牧口記念教育基金会留学生奨学金は、牧口記念教育基金会の助成により創設された、経済的に修学が困難な学生をサポートするもので、別科・学部・大学院で学ぶ外国人留学生を対象とした奨学金です。

授与式では、田代康則理事長から証書の授与に続き、2名の留学生が抱負を述べました。韓国出身のイ・スルギさん(国際教養学部3年生)は、「創価大学は世界の様々な国から学生たちが集まり、多くの友人ができます。 共に学業に励むなかで、国籍や人種を越え、“みんな同じ人間”であるということを学ぶことができました。“他の人の助けになりたい” “世界平和に貢献したい”という夢に向かって励ましあっていく友情の絆は、私の心の支えとなりました。また、友人の国で起きた災害や危機が、彼らの問題ではなく私の'問題と感じるようになりました。創価大学で学んだことを糧とし、世界市民としてさらに成長していきます」と語りました。
また、ネパール出身のカルキ・シャム・クマルさん(経済学研究科・博士後期課程2年)は、「充実した奨学金制度のおかげで、このように安心して学業に専念できています。将来は博士号を取得し、母国ネパールの経済発展そして、社会の発展に貢献できるよう一層の努力を重ねてまいります」と述べました。

牧口記念教育基金会の髙梨幹哉理事長は、「留学生の皆さまは、創価大学での学業および研究を通して、『人類の幸福』と『世界の平和』に貢献しゆく、偉大な使命をもった大事な一人一人です。その皆さまを応援できればとの、創立者池田先生の思いが、この奨学金に込められております。充実した学生生活を送られることを願っています」とエールを送りました。
最後に馬場善久学長は、「本学は51か国地域から約700名の留学生が学ぶ、グローバルで多様性豊かなキャンパスになっています。多様な文化的な背景を有する人々が、互いを尊重して、切磋琢磨しながら共に成長できるよう挑戦の日々を重ねてまいりましょう」と期待を寄せました。
ページ公開日:2019年05月15日