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2019年06月18日

本学ユネスコスクール支援の取り組みが本格化

本学学生、教育学部・教職大学院の教員が、6月12日(水)、八王子市立別所中学校体育館にて、同校の全校生徒を対象とした「SDGs出張授業」を行いました。

これは、本学教育学部・教職大学院が、2018年7月に「ユネスコスクール支援大学間ネットワーク(ASP UnivNet)」に加盟し、八王子市を含む東京多摩地域北西部16市町村にある小中学校のユネスコスクール加盟校への支援を行う「創価大学ユネスコスクール・プロジェクト(SUSP)」の一環で、同校より要望があり開催の運びとなりました。

冒頭、本学教職大学院の三津村正和准教授より、国連が取り組むSDGs(持続可能な開発目標)の概略説明がありました。SDGsが掲げる理念や目的、また同校が全校をあげて取り組む人や環境への配慮をした消費者行動の「エシカル消費」活動について、SDGsとの関連、今後の展望が語られました。続いて、本学副学長補兼教育学部長の鈴木将史教授より、本学教員が中心となって取り組む国際協力プロジェクト「PLANE3T」の説明がありました。持続可能な循環型社会の構築へ向けたエチオピアにおける植物プランクトン生産の共同事業の紹介がありました。その後、教職大学院の宮崎猛教授研究室の学生がSDGsの達成に向けた取り組みとして実施したSAGE(Student for the Advancement of Global Entrepreneurship)の活動をプレゼンテーションしました。「高校生が社会を変える」とのテーマのもと開催された「SAGE JAPAN CUP」において、SDGsの達成目標と関連させながらアイデア溢れる被災者支援の提案を行った高校生らの活動を映像で紹介。SDGsを自分事として捉えながら、問題解決能力やチャレンジ精神を涵養することの重要性を指摘しました。
最後に挨拶に立った同校生徒会代表の女子生徒からは、授業の感想を述べられるとともに、「私たちが未来を変えていきます!」との力強い言葉が寄せられました。
本年度、同校は全校をあげてSDGsの活動等に取り組んでおり、本学はこの別所中学校のようにユネスコスクール加盟へチャレンジする学校をサポートしていきます。
ページ公開日:2019年06月18日