• NEWS
  • 6/24放送予定のBS11「歴史科学捜査班」に本学文学部の坂井孝一教授が出演します

2019年06月21日

6/24放送予定のBS11「歴史科学捜査班」に本学文学部の坂井孝一教授が出演します

6月24日(月)19時からBS11で放送される「歴史科学捜査班」に、本学文学部の坂井孝一教授が出演する予定です。
同番組は、これまでの歴史の定説や通説をテーマに取り上げ、「医学」「化学」「建築学」などの科学の力によって歴史の新たな側面を明らかにする番組です。今回のテーマは「鎌倉大仏の意外な謎 誰が何の目的で造ったか?」(第38回)です。

取材を受けた、坂井教授は次のようにコメントしています。
「源頼朝によって樹立された史上初の本格的武家政権『鎌倉幕府』では、頼朝の急死後、政争が打ち続きました。後鳥羽院の朝廷と協調関係を築いた三代将軍源実朝が殺害されるという衝撃的な事件も起きました。その二年後には、後鳥羽院が幕府の執権北条義時を追討するため挙兵に踏み切りました。これが承久の乱です。しかし、この危機を圧倒的な兵力で乗り切った幕府は朝幕関係を劇的に逆転させます。そして、三代執権北条泰時のもとで執権政治を確立、飢饉などの社会不安を克服して、政治的な安定を実現しました。その泰時が晩年を迎えた頃に造立が企画されたのが鎌倉大仏です。今回は鎌倉大仏造立に至る歴史的背景について簡潔に解説します。」

■BS11「歴史科学捜査班」
放送日:2019年6月24日(月)19時00分~20時00分
タイトル:第38回「鎌倉大仏の意外な謎 誰が何の目的で造ったか?」

教員情報

ページ公開日:2019年06月21日