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ロバート・ゲラー氏による講演

2019年07月08日

研究倫理教育セミナーを開催しました

6月5日(水)と26日(水)に本学中央教育棟AW404教室で、理工分野と人文・社会科学分野別の研究倫理教育セミナーを開催し、計67名の教職員および大学院生が参加しました。

本セミナーは、非意図的に研究不正行為が発生するリスクが増加していることに伴い、本学での研究不正行為を防ぐことを目的に開催しています。
5日(水)には、東京大学名誉教授のロバート・ゲラー氏を講師に迎え、「『研究倫理』とは?~理工分野における研究倫理に焦点をあてて~」とのテーマで、捏造や改ざんなどの不正事例を基に、実験や論文発表において注意すべき点についての発表がありました。
また、26日(水)は、「人文・社会科学分野のための研究倫理教育セミナー」と題して信州大学医学部医学科構成研究推進講座助教の野内玲氏が講演し、「今後は、研究不正をしないという後ろ向きな動機による研究倫理教育から、良い研究作法を知ることで他者からのフィードバックを得やすくなり、より研究活動を推進できる研究倫理教育が期待されます」と述べました。

参加した教職員からは、「自己盗用を含む、誰もが非意図的に研究不正を行ってしまうリスクを改めて認識することができました」「より良い研究を実施するための研究作法を身に付けていけるよう、さらに努力していきたいと思います」等の感想が寄せられました。
ページ公開日:2019年07月08日