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2019年11月08日

本学文学部の山岡政紀教授の編著『日本語配慮表現の原理と諸相』が出版されます

本学文学部の山岡政紀教授の編著『日本語配慮表現の原理と諸相』が、本年11月18日(月)付で「くろしお出版」より出版されることとなりました。

本書は、近年の日本語学において主要なテーマの一つとなりつつある配慮表現に関する研究書です。本書は3部構成で、第1部では配慮表現をポライトネス機能が慣習化した表現群と捉え、それを踏まえた配慮表現の定義や分類など、今後の配慮表現研究の指標となる標準的な考え方を整理して提示しています。第2部では具体的な個別の配慮表現に対する各研究者の論考を収録、第3部では日本語と英語、中国語など諸言語における配慮表現の対照研究も試論として収めており、意欲的な一書となっております。

編著者を務めた山岡教授は、「配慮表現研究の歴史はまだ20年程度と浅いですが、その当初からこの分野に携わってこられた気鋭の研究者の力を結集し、現時点における配慮表現の最新の研究成果を集めた研究書とすることができました。科研費補助金(基盤研究(B))の採択をいただいている研究課題の中間報告としての意義もあり、関係の皆様に感謝しています」と述べました。

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ページ公開日:2019年11月08日