本書は、お付き合いがやっかいだと感じられる相手と、でも付き合わざるを得ない場合に、どうしたらご自分がなるべくストレスを感じずにお付き合いできるか、実際のコミュニケーションはどんなふうにしたらよいかなどについて、その基本的な考え方と話し方の例やコツ、またやっかいな人の心理などを、多くの場面に即してまとめた一冊となっています。
園田教授は、「かわす」と言ってもただ相手から逃げるとか、うやむやにごまかすのではなく、お相手と自分はどう付き合っていきたいかなどをよく考え、相手の様子を落ち着いて観察すること、さらにコミュニケーションの練習をしている自分は偉いと自分を褒めること、そういったことを通して人付き合いへの自己信頼を育てていくことが目的です、と語っています。
また、園田教授は専門である「コミュニケーションや対人関係」をテーマに、この2年間で以下の3冊も出版していますので、あわせて紹介いたします。

園田ゼミでは、「コミュニケーションや対人関係」をテーマにした学生展示を1月7日～14日にわたって、本学中央教育棟地下1階の展示コーナーで行う予定です。ご関心のある方は、ご覧いただければと思います。