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2021年10月18日

本学理工学研究科の学生が「日本土壌肥料学会2021年度北海道大会」で若手口頭発表優秀賞(土壌改良資材部門)を受賞

北海道大学(オンライン)で開催された「日本土壌肥料学会2021年度北海道大会」の研究発表会(9月14日~16日)にて、本学理工学研究科環境共生工学専攻・博士前期課程の小平友大さんが若手口頭発表優秀賞(土壌改良資材部門)を受賞しました。

本学会は、食糧の生産に深く関係している土壌学、肥料学、植物栄養学の近代的な理論と技術体系の構築のための研究開発を推進し、環境保全型農業に伴う人間社会の安定的発展への貢献を目指しています。

発表した小平さんは「異なる金属処理したコーヒー粕由来の機能性バイオ炭によるアンモニウムとリン酸の吸脱着性能」のタイトルで、廃棄されたコーヒー粕を炭化して得られたバイオ炭に異なる金属処理を行い、各処理による栄養塩の吸脱着性能に向上が見られたことから、コーヒー粕の有効利用特に有機肥料としての更なる利用可能性が期待されることを発表しました。

小平さんは、「このような賞をいただくことができ、本当に感謝しております。指導教員である佐藤伸二郎教授をはじめ、環境土壌学研究室の仲間の支え無くしては得ることのできなかった成果であると感じております。この経験を励みとし、慢心することなく今後の研究活動により一層励んで参ります」と語りました。
ページ公開日:2021年10月18日