本学は、公益財団法人大学基準協会（以下、協会）による大学評価（認証評価）を受け、協会が定める大学基準に「適合」していると認定されました。認定期間は、2022年４月１日から 2029年３月31日までの７年間です。

認証評価とは、法令に基づきすべての大学が７年（専門職大学院は５年）に一度、教育研究などの状況について、文部科学大臣が認証した第三者機関（認証評価機関）によって、評価を受ける制度です。本学は 2014年度に受審し、適合しているとの認定（期間：2015年４月１日から 2022年３月 31 日まで）を受けていましたが、適合期間満了に伴い、この度３度目の認証評価を受けました。

この度の認証評価申請を行うにあたり、内部質保証体制を強化するため、2019年４月に「創価大学内部質保証推進委員会」を設置し、本学の建学の精神、教育目標および３つのポリシーに基づく教育・研究活動の促進、並びに自己点検・評価活動の充実を図ってまいりました。さらに、自己点検・評価活動の客観性、公平性を高める目的で、高等教育界や産業界、地域社会の有識者から構成する「外部評価委員会」を設置し、本学の各種事業の評価も受けています。

評価結果では、協会が定める基準のうち「理念・目的」、「教育課程・学習成果」、「教員・教員組織」、「学生支援」、「教育研究等環境」、「社会連携・社会貢献」に関する取り組みについて、６つの「長所」を取り上げて頂きました。「学生のための大学」を標榜し、絶え間なく教育改革を推進してきた成果であると思います。しかしながら、「是正勧告」はなかったものの、「改善課題」として２つの指摘事項がありました。長所については更なる伸展を図り、改善については真摯に受け止め、改善・改革に向けて取り組んでまいります。

今回の認証評価結果を踏まえ、さらなる教育と研究の質向上に向け、より一層努力していく所存です。