「人工知能学会全国大会（第37回）」が6月6日（火）～9日（金）にかけ、熊本城ホールとオンラインのハイブリッド形式で開催されました。本学理工学研究科情報システム工学専攻・博士前期課程2年の仁平正彦さん（渥美研究室）がポスター発表部門で優秀賞を受賞しました。

本学会は、人工知能に関する研究の進展と知識の普及を図り、もって学術・技術ならびに産業・社会の発展に寄与することを目的としています。本年は、ポスター発表部門における全１６０件の中から全国大会優秀賞が選出されました。

仁平さんは、「音声とテキストのマルチモーダルTransformerエンコーダに基づく感情表現認識」と題し、音声とテキストの特徴量を融合することで感情表現を認識する感情表現認識モデルを提案しました。

今回の受賞にあたり仁平さんは、「この度、このような名誉ある賞を頂戴することができ、大変光栄に思います。この場をお借りして、日頃よりご指導していただいた渥美教授をはじめ、様々な形でサポートして下さった皆様に深く御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、今後の研究活動により一層精進してまいります」と語りました。