大学第一世代(ファーストジェネレーション)について理解を深める講演会が開催されました
家族の中で初めて大学に行く学生への支援等に着目した、「大学第一世代(ファーストジェネレーション)の理解を深める講演会」が10月27日に本学中央教育棟で開催され、学内外より約25名が参加しました。
本講演会は、本学SDGs推進センター主催の「第1回SDGsグッドプラクティス」において、SDGs達成に向けた実現可能性の高いアイデア(タイプB)として、「創価大学におけるファーストジェネレーション支援」を掲げ、最優秀賞を受賞した国際教養学部の村瀬侑水さんらのグループが企画・運営を行いました。
講演会の冒頭、九州大学男女共同参画推進室の河野銀子教授より、大学第一世代の現状や問題をどのように考えるのか、必要なサポートは何か等についての講演がありました。その後、参加者同士で学びや気づきを共有し、大学第一世代(ファーストジェネレーション)についての理解を深めました。
参加者から次のような声が寄せられました。
- ファーストジェネレーションという言葉が広く知られていないことで、当事者も含め、課題として認識されていない社会の現状があるのだと知りました。社会に言葉を浸透させることの重要性を感じたと同時に、本日のような機会が大事であると感じました。
- 学外から参加されている方もおり、ディスカッションでは自分と異なる立場や背景の人と話すことができ、違った視点からの捉え方を聞くことができました。
講演会を企画・運営した村瀬さんらのグループは、「参加者の皆さんに、ファーストジェネレーションについて少しでも知ってもらえてよかったです。SDGs推進センターをはじめ、サポートいただいた皆様、このような活動の機会を与えていただき、本当にありがとうございました。これからも、日本の大学をよりよくするには何が必要なのか、学生目線から考えて活動を続けていきたいです」と述べました。