法学部の前田幸男教授がイギリス政治学会75周年記念大会で報告しました

4月14日から16日にロンドンで開催された「英国政治学会75周年記念大会」において、法学部の前田幸男教授が「Confronting the ontological gaps about the world, self, and orality for democracy with non-humans」と題して報告しました。
英国政治学会(Political Studies Association, PSA)は、1950年に設立された学会で、政治学の研究と教育を促進することを目的としています。ロンドンに本部を置き、政治学に関する出版物発行やイベント開催などを行っています。
前田教授は、「今回は『参加・熟議民主主義―モア・ザン・ヒューマン民主主義理論』というテーマで、2つのパネルの下、9つのペーパーが集まり、単独で報告して終わりというのでなく、他の報告の様々な角度からの議論を通した学びも深く、相互に議論を深める機会となりました(PSA大会プログラム(抜粋)参照)。日本の文脈をしっかりと踏まえた自身の報告は、ヨーロッパ、オセアニア、南米とは違った角度からの報告となり、大会での相互補完的役割を果たせたと感じています。また、大会は様々な教授からお声がけいただいたお陰で素敵な出会いの機会ともなり、今後の研究のさらなる発展に向けて手ごたえを得ることができました」と語りました。