毎日新聞に文学部・伊藤貴雄教授の著書の書評が掲載されました
6月14日付の毎日新聞朝刊の書評欄「今週の本棚」に、文学部・伊藤貴雄教授の著書『哲学するベートーヴェン カント宇宙論から≪第九≫へ』の書評が掲載されました。評者は文芸評論家・日本芸術院会員の三浦雅士氏です。
書評は「他の作曲家と一線 その正体」と題されています。書評掲載にあたり伊藤教授は、「日本を代表する文芸評論家・三浦雅士先生に、書評というかたちで拙著にご論及いただいたことは、まことに身に余る光栄です。ベートーヴェンという「個」が、彼の生きた時代の公共性と響き合いながらも、それに回収されることなく、強靭なしなやかさを保ち続けていたこと——まさにその点にこそ、私が彼の音楽に惹かれてきた理由があったのだと、先生の書評を通して改めて気づかされました。」と述べました。
教授
伊藤 貴雄
イトウ タカオ
- 専門分野
哲学・倫理学、思想史
- 研究テーマ
ドイツ近現代思想・社会契約論・精神文化史