国際的学術誌Cliometricaに経済学部の勘坂純市教授の論文が掲載されました

経済学部の勘坂純市教授による論文 Monetary rent and labor services in the manorial system of thirteenth-century England: an analysis of the hundred rolls of 1279–1280 が、国際的学術誌 Cliometrica: Journal of Historical Economics and Econometric History, volume 20 issue 1に掲載されました。

Cliometricaは、歴史分析(Clioはギリシャ神話に登場する歴史の女神)に計量経済学(Econometrics)を応用する数量経済史(Cliometrics)の代表的なジャーナルです。この論文では、13世紀のイングランドにおける農民の地代が、領主制度や共同体とどのように関係していたかを分析しています。

掲載に際し、勘坂教授は、「中世イングランドの農民は、領主によって重い地代を強制的に課されていたと考えられています。しかし、実際には、地代の水準や内容は、領主と農民たちとの交渉によって決められていました。このことを、ハンドレッド・ロールズに記載されたデータを統計的に分析することで明らかにしました。現在、開発経済学や日本経済史でも、伝統的な農業制度の効率性を再評価する研究が進んでいます。今回発表した論文は、中世イングランドの農業制度をこうした研究動向の中に位置づける意味も持っています。」と述べました。

論文は以下よりご覧ください。

教員情報

教授

勘坂 純市

カンザカ ジュンイチ

専門分野

数量経済史

研究テーマ

水利システムの発展の比較研究

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