教育学部の定方太希講師が「日本デューイ学会2025年度研究奨励賞」を受賞しました
9月26日(土)、日本デューイ学会第69回研究大会(第70回総会)の席上、本学教育学部の定方太希講師が「日本デューイ学会2025年度研究奨励賞」を受賞しました。同日、本奨励賞は藤井千春・日本デューイ学会会長(早稲田大学)より授与されました。
日本デューイ学会は、20世紀を代表するアメリカ合衆国の哲学者・教育学者であるジョン・デューイ、ならびに北米の哲学・教育学などに関心をもつ研究者の協同機関であり、本奨励賞は、毎年の紀要掲載論文から同学会より選考・授与されます。
今回選定された定方講師の論文は、「産業社会におけるアーティストとしての労働者の創出−『アート』としての学校教育と産業労働に着目して−」と題し、デューイのアート論・美学の観点から、デューイが当時の産業社会における学校教育の技能訓練への傾斜と、労働のマンネリズムという問題に対して、どのような解決を企図していたのかを検討したものです。その結果、デューイは、学校教育における「オキュペーション」を通して想像力や美的な感受性を備えた、将来の労働者を育成しようとしていたことが明らかになりました。さらに、産業労働においては「協同的な産業管理体制」を整えることで、労働者が生産活動に想像的かつ専心的に関わり、労働そのものを「アート」へと変容させることを構想していたことを示しました。
【定方講師のコメント】
「研究奨励賞をいただくことができ、大変光栄です。これもひとえに、指導教官や家族をはじめ、これまでお世話になった先生方、学会等で研究を見守ってくださった方々、研究を通して出会った仲間たちなど、多くの方々からいただいた、温かいご指導とお力添えのおかげだと感じています。今回の受賞を励みに、今後も研究をさらに発展させていけるように努めたいと思います。」
【関連リンク】
講師
定方 太希
サダカタ タイキ
- 専門分野
教育学
- 研究テーマ
デューイ教育哲学の研究