2022年10月28日

エチオピアから研究メンバーが来日 SATREPS-EARTHプロジェクトテーマ1の短期研修を行いました

 2022年9月4日から9月23日にかけて、SATREPS-EARTHプロジェクトの一環としてテーマ1の短期研修を行いました。本研修には、バハルダール大学のMulatie Mekonnen Getahun助教とタナ湖周辺水域保護開発機構のZelalem Liyew Kassa副所長が参加されました。本研修では「GISとドローンを利用したタナ湖の観察とホテイアオイの管理システム」というテーマのもと、琵琶湖でのフィールドワークやディスカッション、日本側研究機関の研究室訪問などが行われました。

 お二人は、9月21日までは滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(LBERI)を中心に滞在し、水質汚染および琵琶湖の課題に関する講義や琵琶湖の水質調査に参加したほか、滋賀県立大学や滋賀県庁を訪問して土地利用制度などに関するディスカッションを行いました。また、奈良や京都にも訪れ、日本の文化も体験されました。9月22日からは創価大学に来学し、理工学研究科の研究室見学や教員や学生との打ち合わせを行いました。

 研修期間中には台風14号が接近するなど大変なこともありましたが、LBERIの石川可奈子博士はじめ多くの方のご尽力により非常に有意義な研修を行うことができました。
ページ公開日:2022年10月28日