日本陸水学会第88回大会にて、SATREPS-EARTHプロジェクトチームが課題講演を実施しました

2024年10月20日(日)、熊本大学で開催された日本陸水学会第88回大会にて、「過剰繁茂する水草の処理・管理・利活用を通した湖沼生態系の持続的保全」と題する課題講演をSATREPS-EARTHプロジェクトとして主催しました(共同コンビーナー:滋賀県立大 伴教授、創価大学 佐藤教授、琵琶湖環境科学研究センター 石川専門研究員)。陸水学会は1931年に創立され、湖沼を含む内陸部の水域に関して、地球物理学、生物学、環境科学などの多様な側面から総合的に研究を行う学会として国内外で広く知られ、今回の課題講演では多くの方々に当プロジェクトの趣旨と活動内容を紹介する機会となりました。

質疑応答と総合討論の場面では、ICT技術を用いたホテイアオイの画像認識法、ホテイアオイ搾汁液のメタン発酵処理で見られたグラニュールの形成原理、ホテイアオイを炭化する際の水分含量や重金属含有の有無、消化液で培養したスピルリナの成分組成から見た適正用途等の幅広いテーマに関する質問・情報交換が行われ、今後の展開に繋がり得る有意義な時間となりました。
 

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