ホテイアオイ管理システムを供与しました

9月19日(金)、SATREPS-EARTHプロジェクトの一環として開発された「Regional Observational Portal System (ROPS)」の引継ぎ式を行いました。

このシステムは、本学大学院理工学研究科・博士後期課程のロベル・ミラシュ・アシェナフィさんを中心にテーマ1のメンバーで開発したもので、エチオピアのタナ湖に設置された観測ブイや気象ステーションから送られるデータを確認・管理することができます。

引継ぎ式では、まずロベルさんからシステムの概要と操作方法について説明がありました。その後、ロベルさんとビクター教授から、エチオピア側プロジェクトマネージャーであるバハルダール大学のソロモン先生へ、ROPSがインストールされたノートパソコンが正式に手渡されました。

今後、本システムはソロモン先生を通じてバハルダール大学に設置され、エチオピア国内で管理・運用される予定です。これにより、タナ湖の水環境に関する持続的な観測体制が現地主導で構築され、研究の進展が期待されます。

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