本学理工学研究科の学生が「2022 Korean Society for Power System Engineering Autumn Conference」にて優秀プレゼンテーション賞を受賞

指導教員の崔教授と研究室の学生、関係者とともに(村上さん左から2人目)
発表会場での村上さん

 本学理工学研究科情報システム工学科専攻・博士前期課程2年の村上大希さん(崔研究室)が、「2022 Korean Society for Power System Engineering Autumn Conference」にて優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。

 主催のKorean Society for Power System Engineering(KSPSE)とは、1997年に設立された韓国の動力機械工学の学術・研究団体で、会員数は696人です。今回の大会では、「港湾での物流に対するロボットやセンシングを用いた自動化」を目的に開催され、80人が発表をしました。

 村上さんの発表は、「Development of a person-following robot using a 2D LiDAR and a RGB-D sensor on a pan/tilt-rotated mechanism」で、研究目的は、人追従ロボットシステムを開発することです。開発したシステムでは、2D LiDARとRGB-Dセンサを組み合わせにより、人と障害物を認識・追跡をすることで、ロボットが障害物を回避しながら人を追従することができます。このシステムの特徴は、2つのセンサそれぞれの長所を組み合わせた人物追跡や人の動き障害物の位置に応じた走行制御することです。

 受賞した村上さんは、「この度は、優秀プレゼンテーション賞を受賞することができて本当に嬉しいです。私はSF映画に出てくるような誰かの役に立つロボットに魅力を感じ、ロボティクスの研究に取り組んできました。その取り組みが、受賞に繋がったことを嬉しく思います。また、この賞を受賞できたのは、親身になって指導してくださる崔先生、切磋琢磨できる同期や後輩のおかげです。本当にありがとうございます。」と語っていました。

Share