理工学研究科・山﨑賢三朗さんが国際会議ICCCV2026でBest Presentation Awardを受賞!

国際会議ICCCV2026でBest Presentation Awardを受賞した山﨑賢三朗さん

理工学研究科博士前期課程の山﨑賢三朗さん(宍戸研究室)が、つくば国際会議場(茨城県つくば市)にて、2026年4月3日から5日に開催された国際会議 International Conference on Control and Computer Vision(ICCCV2026)において、Best Presentation Awardを受賞しました。

本会議は、コンピュータビジョンを中核に、制御工学、人工知能、ヒューマンコンピュータインタラクションなど関連分野を横断する国際会議です。画像・映像解析、物体認識、行動認識、特徴抽出・セグメンテーション、シーン理解、医用画像解析といった基盤から応用までを幅広く扱い、ニューラルネットワークや統計的学習手法との融合による高度な視覚情報処理に関する研究が数多く発表されています。

山﨑さんは「Development of a Simulation System for 1500 m Race Performance Analysis Using WaveLight」と題した英語論文を発表しました。本研究では、ウェーブライトの挙動を基準とした速度推定アルゴリズムを発展させ、トラック競技におけるレース展開を高精度に再構成・可視化する手法を提案しています。映像情報のみから競技全体のダイナミクスを復元するデータ駆動型アプローチに加え、リアルタイム処理を見据えたスケーラブルなシステム設計や、競技戦略の比較・分析を可能にする汎用的な可視化フレームワークが統合的に示されている点は、審査員から高く評価されました。また、異なる大会や条件下でのレース展開を横断的に比較できる点や、競技パフォーマンス分析への応用可能性についても評価されました。さらに、英語による口頭発表および質疑応答において研究の独創性と有用性が明確に示されたことも評価され、Best Presentation Awardの受賞に至りました。山﨑さんは、「国際会議での発表を通じて新たな挑戦の方向性が見え、海外の研究者と対等に議論できたことに自身の成長を実感しました」と語っています。

本成果は、コンピュータビジョンとスポーツ科学の融合領域における新たな研究の可能性を示すものであり、今後のさらなる応用展開が期待されます。

つくば国際会議場で英語による口頭発表を行う山﨑さん
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