「簡易版ティーチング・ポートフォリオ メンター研修」を開催しました
2025年1月28日、中央教育棟AE256教室にて、関田一彦 副学長/CETLセンター長による「簡易版ティーチング・ポートフォリオ メンター研修」を開催し、教員11名職員2名が参加しました。
本学が取り組む簡易版ティーチング・ポートフォリオ(以下、TP)は、一般的なTPで指定する5項目(責任・理念・方法・成果・目標)を網羅しながら、継続的なリフレクションを目的として、分量を制限した簡易的な形で作成をしています。
本学における簡易版TPは、FD活動の一環として、2021年度より全学的な導入を進め、各学部専任教員を中心に、3年に一度作成する取り組みを推進しています。本研修を通じて、本学のメンターに期待することやTP作成の留意点などについて学び合い、参加者同士で実際にメンタリングを実施いたしました。
参加者からは、
「全教員がTPを作成して、学部をまたいで相互に交流しあう機会があれば教員にとって大いに益のあることと思いました」
「メンタリングを通して、研究と教育に取り組む先生方の日頃からの努力や工夫、その思いに触れることができ尊敬の思いになり、共に大学建設をしていることを実感し嬉しい気持ちになりました。また、先生方がより良い授業を行うことや学生の成長ために職員の役割を改めて見つめることができ、追求していきたいと思いました。職員にはポートフォリオはありませんが、職員としてのこれまでの経験、理念、責任、成果、目標などを棚卸しや振り返りをしてまとめてみることは面白そうだなと思いました」
「CETLの研修に初めて参加させていただきました。内容に関心があり、業務との兼ね合いや都合もついたため参加しましたが、これまで教員の専門分野の話を直接伺う機会は少なかったため、刺激の多い有意義な時間となりました」
「自分自身が取り組んできたことの成果も課題も確認することができ、TP作成者としても、メンターとしても学ぶことが多い研修でした。今後、同僚同士でもTP作成をしながら、より良い教育ができるよう取り組んで行きたいと思います」
などの声が寄せられ、多くの気付きを得られる有意義な研修となりました。
【セミナー概要】
開催日時: 2025年1月28日(火) 15:00~17:00
開催方法: 中央教育棟AE256教室
講 師 : 関田 一彦(副学長/CETLセンター長)
参加者 : 13名(教職員)