「2025年度 第2回学士課程教育機構FD・SDセミナー」を開催しました

講師:中瀬 幸子 氏(Avinton ジャパン株式会社 代表取締役/生成AI活用協会 協議員)

 2025年11月14日、中央教育棟AW401教室にて、「2025年度第2回学士課程教育機構FD・SDセミナー」が開催され、教職員36名が参加しました。本セミナーでは、Avintonジャパン株式会社代表取締役/生成AI活用協会協議員の中瀬幸子氏を講師にお迎えし、「AIを超えて、共に考える教育へ─世界市民を育む大学の新しい学びのかたち」と題して、ワークショップ形式で行いました。
 講演では、AIに「できること」と「できないこと」を体験的に理解することを目的とし、AI技術の進化がもたらす教育への影響や、大学運営の再設計の必要性について学び合いました。講義では、AIが個別学習や効率的な教育方法を可能にする一方で、教育設計や運営方法の再設計が競争力と学習体験の向上につながる可能性が示されました。
 また、ChatGPTの音声モードを活用した新しい学びの形のデモンストレーションが行われ、参加者は生成AIの最新動向を肌で感じました。さらに、AI時代に求められる「世界市民教育」の再構想に焦点が当てられ、欧州の大学やミネルバ大学の事例を紹介しつつ、批判的思考や倫理的判断といった「思考の構造を学ぶ」ことの重要性が強調されました。一方で、生成AIの精度や、個人情報・機密情報の漏洩リスクといった課題点、そしてプロンプトの基礎など実践的な活用術についても理解を深めました。
 最後に、中瀬氏からは、「これからの教育は、“すべてを教える”ことではなく、“共に考える力”を育むこと。生成AIとの共創は、その第一歩。」とのメッセージが送られました。

終了後のアンケートには、以下の声が寄せられました。

「社会でのAI活用動向がとても良く分かりましたし、自身での活用についてもとても勉強になりました。更に、これからの大学教育の在り方をAI活用も踏まえて語らえたのが良かったです。将来的には、教員が教えるのではなく、コーチングの役割になっていくことがイメージできました。」
「生成AIの課題,大学の役割などが明確になった」
「メールの校正や議事録作成といった身近なところから、生成AIの活用に取り組んでいるところでしたが、中瀬様のお話から『DXの時代は終わり、AXなんだ』ということに驚き、さらに急速にすすんでいくことを目の当たりにした研修でした。」

グループワークの様子①
グループワークの様子②
グループワークの様子③
グループワークの様子④
質疑応答の様子①
質疑応答の様子②

◆セミナー概要◆
<2025年度 第2回学士課程教育機構FD・SDセミナー>
【日 時】2025年11月14日(金)16:40~18:10 
【会 場】AW401教室(中央教育棟4F)
【演 題】AIを超えて、共に考える教育へ ─ 世界市民を育む大学の新しい学びのかたち 
【講 師】中瀬 幸子 氏(Avinton ジャパン株式会社 代表取締役/生成AI活用協会 協議員)
【参加者数】教職員36名

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