データサイエンス入門SA集中研修が行われました!

2022年3月28日(月)と29日(火)の二日間にわたって、創価大学中央教育棟にて、『データサイエンス入門』を担当するSAの研修が行われました。オンライン参加1名を含めた27名が参加しました。
SA(Student Assistant)とは、上級生が下級生の学びを促進するために教員と共に教育補助を行う制度です。
実社会で価値創造を実践する人材を輩出するため、創価大学ではデータサイエンス教育を推進しています。『データサイエンス入門』は2022年度より全学部で1年次必修化されます。反転授業を基本とするこの科目では、オンデマンド学習と対面アクティブラーニングを行います。学生が各自で動画教材を学習したうえで、週一回の対面セッションに集います。対面セッションではSA2人につき履修学生50名程度を担当し、データ分析演習やLTD(Learning Through Discussion)などを行います。
参加した学生からは「2日間の研修は内容が濃密で、家に帰るとすぐに寝てしまうぐらい大変でした。しかしコーチング体験やリフレクションを通じて、自分がSAとしてどのように学生をサポートするのか、その中でどのように成長したいのかが明確になり、前向きな気持ちで研修を終えることができました」「学びは多かったですし、何より、これからこの壮大なプロジェクトが始まるのだと身に沁みて感じ、身が引き締まりました。今日から、燃えつきない程度に頑張っていきます!!!」といった声が寄せられました。
計6コマ(9時間)にわたった研修の内容は以下の通りです:
- オリエンテーション(28日2限)
チームビルディングを行い、創価教育におけるデータサイエンス教育の位置づけ、SAの使命をみなで確認しました。
- 実務(28日3限)
実際の業務の流れを確認し、SA一人一人の役割について議論し理解を深めました。
- 発達障害と合理的配慮(28日4限)
障害学生支援室の戸村光恵先生の講義を受け、学生とのよりよいかかわり方について学びました。
- 学習科学の基礎(29日2限)
研修1日目の復習を行ったのち、自己調整学習・メタ認知スキルの重要性を学び、ワークを通じてリフレクション(内省)の技術を学びました。
- コーチング入門(29日3限)
「個性を強みとする」などコーチングマインドを学んだ後、傾聴力などコミュニケーション能力を高めるワークを行いました。
- コーチング実践(29日4限)
20分間のコーチングをSA同士で実践し、その実践にフィードバックをあたえることを通じ、コーチングスキルを向上させました。また、2日間の研修全体を振り返り、来週の授業開始に向け決意を固めました。
なおSAは春学期中、2週間に1度集まり研修を行います。実際のSA経験を振り返りつつ、心理学・教育学からの学びで補強し、リーダシップ・スキルの向上につなげます。
全学必修科目「データサイエンス入門」の概要については以下の動画をご参照ください。
本学のデータサイエンス副専攻の詳細については以下の動画をご参照ください。
本学のデータサイエンス教育の歴史については以下の動画をご参照ください。
