第11回創価大学教育フォーラムを開催しました
2024年10月5日(土)創価大学中央教育棟にて、第11回創価大学教育フォーラムを開催しました。学内教職員・学生を中心に約170名の参加がありました。関田 一彦 副学長の挨拶の後、各学部や部局が企画するFD分科会について、下記のテーマにて開催しました。
■分科会テーマ
経営学部企画:「社会課題解決への主体性涵養を目指すゼミ活動の挑戦」
野村 佐智代 氏(経営学部経営学科 教授)
安田 賢憲 氏(経営学部経営学科 教授)
看護学部企画:「人の尊厳と医療福祉 ~患者の声から学ぶ看護教育の在り方~」
織田 友理子 氏(車椅子ウォーカー 代表/NPO法人PADM《遠位型ミオパチー》患者会 代表、みんなでつくるバリアフリーマップWheeLog!代表)
IR室企画:「教学IR:DXを活用した「学生第一」の学生支援を目指して」
栃木 哲朗 氏(大学評価・IR事務室長)
シンポジウムでは、関田 一彦 副学長の開会挨拶の後、神立 孝一 副学長より、「創立者と創価教育-創価大学50年を振り返って-」と題して、創立者とご自身の原点や教員としての出会い、創立者の願いについて、入学式等のスピーチを交えながらご講演いただきました。
次に、アメリカ創価大学(SUA)の羽吹 好史 前学長より、「アメリカ創価大学の歴史と教育」と題して、SUA開学前の歴史をご紹介いただいた後、SUAにおけるカリキュラムや奨学金制度の特色、さらには創価教育の未来について、ご講演いただきました。
そして、学生を代表して、教育学部教育学科4年・董 福煌さん(学生自治会中央執行委員長)と国際教養学部国際教養学科3年・山田 香織さん(第54回創大祭実行委員長)より、「建学の精神」具現化における学生の取り組みや学生生活におけるご自身の体験などをご紹介いただきました。
その後、西浦 昭雄 副学長をファシリテーターとして、登壇者と参加者におけるディスカッションや質疑応答があり、活発な意見交換の場となりました。
閉会挨拶では、鈴木 将史 学長より各分科会とシンポジウムについての講評があり、創立100周年に向けて、建学の精神を根本に教職学が団結し、新たな挑戦を開始していきたいと述べられました。
参加者からは、「建学の精神をいかに具現化するか、日頃からの課題に解決の糸口を見出すことができ、とても有意義なフォーラムでした。今後も、継続的にこのようなフォーラムがあれば、考えや実践を深化させることができるように思いました。」
「アメリカ創価大学の歴史と教育を学べたことは、創価教育の本質を考える上で、非常に役に立ちました。」
「創価教育とは何か、創価大学が世界一であると言える基準は何かについて自分なりに考えていましたが、今回のフォーラムでその考えが深まりました。」「現役の創大生が創立者の精神を求め、自身の実践に活かそうとしていることに感動しました。自分自身もまた創価の人間主義の実践を追求していくとの決意を新たにしました。」
「多様な視点からの意見や議論を通じて、さまざまな学びを得ることができました。参加者の皆様との交流も大変有意義で、今後の関係構築につながることを期待しております。今回のフォーラムを通じて得た知見を、これからの取り組みに活かしていく所存です。」
などの声が寄せられました。
◆概 要
<第11回創価大学教育フォーラム>
開催日時・会場:2024年10月5日(土) 創価大学 中央教育棟
分科会 13:00~14:30(各教室)
シンポジウム 15:00~16:30(AB103教室)