留学体験記

アジア・オセアニア

タイ訛りの英語を得るほど現地に溶け込んだ私の留学ストーリー

2022.02.10
天笠 英治郎さん GCP8期 理工学部
#東南アジア #ありふれない留学 #タイ留学

なぜタイに行こうと思いましたか。

初めての海外渡航がGCPの短期研修で行ったフィリピンでした。地理的に“日本に近い”と思っていましたが、文化の違いが大きく「東南アジア」に興味が沸きました。 沢山の大学の中から、関心があった情報科学を学ぶ事の出来るマヒドン大学へ、創価大学初となる交換留学することを決意しました。

留学中に取り組んでいたことを教えてください。

創価大学では環境系を専攻していましたが、在学中に興味を得た情報系と融合した領域を切り拓きたいとの思いから、マヒドン大学では、所属していた情報系学部の勉強をはじめ、履修可能な限り学ぶ機会を持ちました。 1年生から3年生の授業に参加し、実践的なプロジェクト形式でシステムの開発やデザインを学びながら、クラブ活動や地域散策に参加し、幅広い現地の学生と交流することが出来ました。また、学外地域の多くの方と触れ合い、タイ王国の食文化や伝統を知ることが出来ました。

留学中に活きたGCPの経験を教えてください。

留学中はGCPで学んだ「柔軟に考え、解を探る」という経験を活かすことが出来ました。留学中、最も大きな課題は「自分の意志を伝える」ことでした。タイでは英語が通じない場面が多く、タイ語を学ぶためインターネットを利用し現地の言語の習得に取り組みました。さらに、日常生活で利用するタイ語は音で覚え、再現することを繰り返し、3ヶ月で衣食住あらゆる場面で意志表現ができるようになりました。 GCPには授業の一環として、チームや個人で課題に取り組む時間があります。ここでは多種多様な問題を発見し、柔軟に考えることで問題をより良い状態にする解を模索していきます。こうしたGCPでの経験からタイ留学をより豊かなものにすることが出来ました。

 

最後に未来のGCP生に一言お願いします!

私自身、語学力や論理的思考力を養えるという点に惹かれGCPを志望していました。結果として、二年次までに語学試験のスコアを飛躍的に伸ばし、タイ留学や世界から集った青年との国際交流などを経験することができました。GCPは世界の舞台で挑戦していくための礎を築くことのできるプログラムです。未来のGCP生がここでの学びを経て成長されていくことを応援しています!

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型にはまらない自分だけの留学

2022.2.8
中村菜美さん GCP8期 文学部
#タピオカ #自分は自分 #中国 #ノリと勢い#ありのまま気の向くまま

なぜ中国に行こうと思いましたか。

勢いで中国に決めました!(笑)はじめは、1年次の春休みに参加させてもらったフィリピン研修がきっかけで、留学先はフィリピンがいいなと思っていました。そして、“フィリピンにもう一度行きたい!”と思うきっかけをくれたフィリピンの子供たちのために何かしたいと考えていました。 ただ、なんとなく留学先を決めきれずにいました。本当にフィリピンでいいのかな、みたいな。ちょうどそのタイミングで、日中国交正常化提言を読み、「日中の友好なくしてアジアの平和はない」との一文に出会いました。

そのおかげで、私はいっときの平和に貢献したいんじゃない、永続的な平和に貢献したいんだと気づきました。また、混乱する世界で、自分が中国と日本の友好、そして世界を守っていける、その大事な部分を少しでも担える人になりたいと思い、中国にいこう!と決まりました!

留学中に取り組んでいたことを教えてください。

私は基本的には気のむくままの毎日を送っていたので、留学先で新しくはじめたことや挑戦し続けたことは少なかったです。唯一、頑張ったのは、JCK Youth Forumという学生会議に参加したことです。留学先で素敵な中国人・韓国人の友人ができたことがきっかけで、世界的課題に対する価値観をもっといろんな人から吸収したいと思い、チャレンジさせてもらいました。 あとは、やりたいことだけをしていました。本当にやりたいことだけ(笑)。 GCP生は留学中も様々な活動に挑戦し、輝いている方がたくさんいますが、私はなんとなくそのコースには進まず(笑)、気のむくままに留学生活を送っていました。留学先で仲良くなった韓国人のせいで、封印していた韓ドラ熱が再び盛り上がり、永遠に韓国ドラマを見ながら韓国語を勉強したりもしました(笑)。

他にも、中国の祝日の日にはそれを体験することで文化を身をもって体感したり、その逆もあって、国の祝日で連休になっているにもかかわらず、中国文化を楽しまずに海外に旅行に行ったり。夜も部屋に篭り勉強の日々、というよりは、友達とご飯に行ったり遅くまで遊んだりと、悠々と過ごす日々が多くありました。あとは、毎日タピオカミルクティーを欠かさず飲んでいました。

留学中に活きたGCPの経験を教えてください。

「やりたい!」と思った時に躊躇なく挑戦できる状態が自分にあったことだと思います。先ほども出てきましたが、JCK Youth Forumに挑戦しようと思った時、まず選考を通過するために必要だったのは、エッセイを英語で書く力、英語での面接に答えられる英語力でした。中国に行ってからは英語の勉強自体はあまりしていませんでしたが、二年間で鍛えたアカデミックな英語力のおかげで、選考のために英語を勉強する必要は全くありませんでした。

また、フォーラムに参加している時も英語で困ることは少なかったです。私は普段、どちらかというと話を聞いているタイプですが(笑)、GCPの授業でのディスカッションやプレゼンテーションのおかげもあり、自分が思ったことを素直に意見することができました。このように、GCPでの学びが自分の挑戦を後押ししてくれたように思います。  また、中国は、はっきり言って中国語しか通じません。初日に空港で英語を使ったのに中国語で返答されました(笑)。ノリと勢いて日本を飛び出してきたので中国語がほとんどできなかった私は、留学前半は本当に辛かったです。言語が通じないってこんなにもストレスなのか、と思い知りました。しかし、GCPで鍛え抜いた学び続ける精神は、たとえ言語が変わっても、その困難を乗り越える力になりました。

最終的には、留学前にたてた目標通り、中国語でシュリーマン賞(中国語検定2級以上の合格)を受賞することができました。つまり、英語力はもちろんのこと、日々の努力や目標に向かう姿勢など、GCPでの全てがいい形で生かされていたなと思います。無駄は一つもありません。

最後に未来のGCP生に一言お願いします!

私からは二つのことをお伝えしたいです。
一つ目は、興味に対しては行動を!です。どこにどんなチャンスがあるかわかりません。自分が少しでも気になること、心が惹かれるようなことがあったら、是非迷うことなく挑戦してみてください。その一歩が必ず皆さんの素敵な未来を拓いてくれます。
もう一つは、自分の可能性を信じて!ということです。どんなことも、どんな時も、自分次第で想像通りか、それ以上の素敵な道にしていくことができます。必ずやり切る!絶対に勝つ!その一念次第で全てが変わります。「私はできる」そう自分自身を信じて、今の自分を鼓舞して、日々前進していってください。これを読んでくださった全ての皆さんが、自分にしかない素敵な日々、そして人生を送っていけるよう、応援しています!

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ロシア・ウラジオストクから世界を見つめて

2022.02.05
近藤良美さん GCP8期 文学部
#ロシア人の世界観 #ウラジオストク #世界の友と

なぜロシアに行こうと思いましたか。

私が留学先にロシア極東の都市、ウラジオストクを選んだのは、ロシアから見た北東アジア情勢に興味があったからです。大学1年次に国際関係論、ロシア語などの授業を受ける中で、日本のマスコミ等の情報がアメリカナイズされていることを感じ、ロシア側から見た世界、特に北東アジア情勢についてどのように考えているのかを現地に行って直接学びたいと思うようになりました。ウラジオストクでは2012年にAPECサミットが開催されて以降、2015年より毎年東方経済フォーラムが開催されているなど、ロシアの都市でありながら北東アジア情勢などを知るのに絶好のところであると感じ、留学先として選びました。

留学中に取り組んでいたことを教えてください。

 ロシア語の授業に加え、「会話クラブ」というロシア語を勉強している日本人と日本語を勉強しているロシア人が集まって会話をしながら、言語のサポートをし合う集まりに週1,2回参加し、語学力アップを心がけ、留学中にロシア語の試験であるТРКИ第一レベルに合格しました(帰国後も勉強を続け、大学院入学レベルの第二レベルを取得)。また、着物ショー、日本語学科の演劇サークルの助っ人としての出演や、国際交流フェスティバルの日本チームのリーダーとしての活動にも積極的に取り組みました。その他、ロシアならではのイベントのパレードやバレエ、演劇を観に行くなどし異文化を楽しむことも大切にしていました。またロシア人だけでなく、ロシア語のクラスメートや寮の同じ階に住む留学生らとも友情を結ぶことを大切にしました。

留学中に活きたGCPの経験を教えてください。

GCP現役時代にグローバルイシューについてや世界市民の3要素(智慧、勇気、慈悲)を学んできたこと、グループワークなどで今何をすることが重要かなどを考えながら行動したことなどが留学中に活きたと感じています。あらゆる国出身の留学生等様々なバックグラウンドを持つ人と友情を結ぶことができたのは、それらの経験があったためであると思いますし、国際交流フェスティバルで、日本人・ロシア人合同のチームでリーダーとしてパフォーマンスを成功に導くことができたのも、GCP時代のグループワークの経験があってのことであると思います。

最後に未来のGCP生に一言お願いします!

GCPでの勉強は大変ですが、学び力を付けた分、その後の可能性がさらに大きく広がります。しかし、その可能性をどのように活かすかは自分次第です。いろいろと不安に思うことはあるかもしれませんが、「とりあえず挑戦してみよう!」とまず飛び込んでみることが、未来を変えるかもしれません。次世代のGCP生のさらなる大活躍を心から応援しています!

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近いけど遠い、中国で知る「人」の面白さと深さ

2022.2.9
萩原直美さん GCP8期 文学部
#フッ軽 #カルチャー #寝台列車

なぜ中国に行こうと思いましたか。

私は入学時から中国に留学に行くことは決めていて、そのために文学部を選んだくらい中国が好きです。中国語を始めたのは単に英語に次ぐ話者数であること、くらいでしたが、学ぶうちに急激に発展する中国のエネルギーや中国語の魅力に興味を持つようになりました。近いけど遠い、メディアでは悪いことばかり聞く、といった印象の国ですが、長い歴史と広大な国土を有し全く異なる社会制度の中国はどんな国なのか見てみたい。その中で暮らす中国人はどんな人たちなのか知りたい。この思いが強かったため長期間現地に滞在できる留学に行くことにしました。

留学中に取り組んでいたことを教えてください。

私の留学のテーマとして、語学・文化体験・人を知るの3つの軸がありました。まず語学の面ですが、私は語学留学だったので、留学生と一緒に中国語を学ぶ別科のようなところにいました。私は自分の意見を中国語で自由に話せるようになりたかったので英語で伝わる会話の中で中国語で話したり、中国人と話す時間を毎週作って話す力を高めるようにしていました。 文化体験の点では、中国でしかできないことをやり尽くそうと考え、10都市に旅行に行ったり、中国舞踊の部活で舞踊を学びました。私は小さい頃から日本舞踊を習っていたので、日本舞踊を披露する機会を大学内で作ったり、日本語を学んでいる中国人に教えるイベントも開きました。 「人を知る」という点に関しては、留学中に出会った「最強のフッ軽になる!」という先輩に感化され毎日誰かと話したりコミュニティーに参加するようにしました。毎日予定を入れるのは初めのうちは難しかったですが、紹介や人が集まる場で個人的に繋がるなどして常に誰かに会いに行ける状態になりました。

留学中に活きたGCPの経験を教えてください。

最初は英語のコミュニケーションが主だったので、GCPで英語を使えるようにしていたのはよかったです。また具体的にGCPでの学びが活きたというわけではありませんが、GCPでの2年間で自分の弱さと向き合い、悔しさや限界に挑戦した充実感を知っていたので、約10ヶ月の短い留学期間をいかに価値あるものにするか、という点に対して考え続けることができました。何のために留学に来たのか、GCPの2年間を超える自分に成長できるのか、この問いを考え、行動し続けた留学生活だったと思います。

特に後期はある程度話せるようになり、北京での生活に慣れた時期だったので前まであった必死さがなくなっていました。ですが残りの期間で自分はどうなりたいのか、今できることは何かを考え、イベントの開催や部活、中国人学生との交流に挑戦しました。一人でいろんな場に飛び込み、積極的にコミュニケーションを取ることは、GCPでの話せなくても全力でコミュニケーションを取る経験があったからこそできたことだと感じています。

最後に未来のGCP生に一言お願いします!

私は元々2年間留学に行くDDのコースに入ろうと考えていましたが、GCPの先輩方がレベルの高い環境で直向きに努力し視野と可能性を広げている姿を見て入りたいと思いました。課題量や周りのレベルの高さに圧倒され、逃げたくなることや苦しい時期もありましたが、気持ちを分かり合える同期に励まされ2年間やり切ることができました。GCP担当の先生がおっしゃっていた「焦るな。腐るな。」という言葉やGCPでの必死の努力はこれからの私の人生で何度も立ち帰る原点です。

GCPは語学や海外経験、プロジェクト推進などでどこでも通用する力がつきますが、学部を超えて常に一緒に努力する仲間の存在や言葉通りの限界に挑戦することが最も価値あるものだと思います。やりたいことのある無しに関わらず、試験だけでも受けてみてください。今までと違う自分になれる環境です。私も皆さんに負けないよう、常に上を向いて自分を開拓していきます。

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「永遠に平和な国」ブルネイで考える"平和"と"豊かさ"

2022.02.05
家田智美さん GCP8期 法学部
# イスラム #東南アジア #ASEAN #文化・宗教を超えた友情

なぜブルネイに行こうと思いましたか。

もともとイスラムに興味があり、ムスリムの文化や考え方を「1人の生活者としての経験」の 中で理解したいという想いからイスラム圏で長期留学を志しました。「イスラム」と聞くと中東 をイメージする方も多いかと思いますが、ムスリム人口が多い国の多くは意外にも東南アジア地域 にあります。
そこで、①アジア地域のイスラムを知ることができる場所、②「人が行かな いところ」で「共感できる人・コト」を増やしたいという想いから、日本ではあまり知られていないブルネイを選びました。

留学中に取り組んでいたことを教えてください。

ブルネイ・ダルサラーム大学(UBD)では、創大で学んでいた分野とは異なる分野を学んでいました。具体的には、東南アジアやマレー地域の歴史、イスラム社会学などです。 日中はとにかく勉学に集中して、夕方以降は友人と食事を楽しんだり、休日は友人の家で過ごしたりしていました。ゆったりとした時間が流れるブルネイで、現地の方の生活に非常に密着した生活をしていたため、ブルネイの文化や風習などを普段の生活から感じ取ることができたと思います。また、地元の子どもたちとマーシャルアーツを学んだり、現地の写真家の方と行動したりなど、幅広い年齢層の方々と交流していました。

留学中に活きたGCPの経験を教えてください。

留学開始初日からコロナで早期帰国する最後の日まで、すべてGCPでの経験があったからこそ乗り越えられたと感じています。想像とは違った「過酷さ」や挫折もありましたが、GCPで 培った「忍耐力」が活きました。また、現地で履修していた歴史や社会学は、これまで私が専門 として学んでいなかった領域でした。現地の歴史やイスラムに関する知識など現地の学生が持っ ている前提知識が自分にはなかったため、授業内の議論や課題に取り組むうえでの苦労もありましたが、GCP2年間で培った 「とにかくやりきる力」を発揮し周囲に助けを求めながら挑戦しきることができました。

最後に未来のGCP生に一言お願いします!

GCPでの学びを通じて、入学時に想像もしていなかったほどに自分を成長させていただきました。大学生活で自分はとにかく勉強に励みたいという方、そして自分の実力をあげたいと思う方には最高の場であると感じています。また、同じ志をもち、生涯にわたって切磋琢磨し合いたいと思えるGCPの仲間に出会える場でもあります。GCPで共に大成長の創大生活をつくりましょう!お待ちしています!

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北南米

"別世界"だけど違わない。自信と新発見を得たアメリカ留学

2022.2.9
谷梅花さん GCP8期 経済学部
#文系でもIT 
#新しい価値観や思いの発見

なぜアメリカに行こうと思いましたか。

先進国の英語圏であること、ITを学べること、直感の3点です。

  1. GCPのフィリピン研修などを通して、途上国で長期間過ごすことは自分には合ってないように感じました。また、生活環境で悩むよりは勉強など、留学中の活動で悩む方が良いと感じていたので先進国を考えていました。先進国で英語圏だとアメリカ、カナダあたりが該当するのでまずそこに絞りました。
  2. その中で、自分の学びたいことであるITが学べる場所を考えました。アメリカのほうが授業などが充実していること、社会の中でITがより活用されていることからアメリカに決めました。
  3. 最終的な決め手は、カナダかアメリカであればアメリカの方が直感的に行きたいと思ったことでした(笑)。長期間生活するのであれば、自分が楽しい場所、また休み期間に旅行などで行きたいところに行けることも重要だと思い、アメリカに惹かれました。

留学中に取り組んでいたことを教えてください。

留学中は主に、IT・経済学の授業、現地大学の日本語クラブのサポート・ホームステイをしていました。また、ハーバード大学で開催された国際会議やボストンキャリアフォーラムなどにも参加しました。 授業で履修していたのは、IT、経済学などです。 経済学は学部の専門だったので、発展的な内容や日本と同じ授業であってもどのような違いがあるのか、他の国の人の意見はどのようなものかを知りたかったため履修しました。グループワークなどにも取り組み、色んな意見を知る中で、学びが深まりました。ITはもともと興味があり、履修をしていました。創価大学ではあまり履修することができなかったので(私の時代はかもしれませんが)、プログラミングの授業やITさまざまな概念を学ぶ授業を履修し、興味関心を深めていました。留学中の授業のうち半分はITでした。

他にもマーケティングの授業やメディア心理学など興味のあるものを自由に履修していました。 大学のクラブサポートでは、日本の文化を共有したり、日本語を教えたり、クラブのメンバーとの交流を通して友達を作るなどしていました。 国際会議では、世界各国から集った青年たちと、世界課題について議論を交わし、プレゼンテーションを行いました。

留学中に活きたGCPの経験を教えてください。

プレゼン・エッセイ・議論する力と忍耐力だと思います。 GCPの2年間で学んだ、プレゼンテーション力、エッセイを書く力、議論する力は非常に活かすことができたと思います。たくさんの課題をしていたおかげで、現地の授業でも特に問題なく、プレゼン、エッセイの課題をすることができ、クラスでも良い成績を取ることができました。書き方もそうですが、論理的に考える力や表現方法、リサーチ方法を学んでいたからだと思います。また、グループワーク時では、リーダーシップや議論を推進する力を活かすことができました。最初は海外の全く価値観が違う人とのグループワークはとても大変でした。

集合時間に間に合うように来る人がいなかったり、自分の意見を言うばかりで相手の意見を聞かなかったり、結論が曖昧なまま次の議論に進んだり、各自のすべきこと考えるべきことが不明確だったりと、日本のグループワークとの違いに驚くことばかりでした。しかし、GCPのプロゼミやEAPの授業で何度もグループワークをしていたため、チームの中で自分がすべきことは何かを考え動くことができました。議論すべきことを提示し、それぞれの意見をまとめ共通認識を取ること、必要であれば教授との議論をチームに提案することなどをすることができ、チームに貢献することができました。 留学全体を通して、忍耐力が活きたと感じます。 留学は計画通りに進むことばかりではなく、当初予定していた授業が取れない、したかった活動ができない、友達づくりに苦戦するなど、たくさんの困難がありました。

しかし、GCP2年間で勉強やグループワーク、他の活動との両立などを経験し、簡単には折れないこと、粘り強く挑戦することの大切さを学んだいたため、うまくいかないことがあってもすぐには悲観的にならず、すぐに楽観的にとらえ次にすべきことを考え行動することができました。授業においても、課題が多かったり難しいこともありましたが、GCPでたくさんの課題に取り組んできたため、怯むことなく取り組むことができ、力を伸ばすことができたと感じています。

最後に未来のGCP生に一言お願いします!

GCPは大変、難しい、しんどいといったイメージがある人ももしかしたら多いのかもしれませんが、私はそう実感しませんでした。もしそう感じることがあっても、乗り越えることができる環境が十分に整っていると思います。GCPに入る前は想像もしていなかったような、自分自身に成長ができています。それだけ成長できる環境がここにはあると確信します。目の前の一人のため、社会のため、グローバルに活躍するためなど動機はなんでも良いと思います。ただ一つ、頑張ろう・努力しようという気持ちさえあれば、この環境を十分に活かし力を伸ばしていくことができると思います。自分にできるのかと不安になる前に、まずは一歩踏み出してみてください!

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アフリカ

真の豊かさとはなにか

2022.02.05
先崎正人さん GCP8期 経営学部
#アフリカ #ケニア #現地生活

なぜケニアに行こうと思いましたか。

まず英語を使って勉強したいと思っていたので英語圏の国にしようと決め、その中でも今まで文化にあまり触れる機会少なく、これからの人生でも行く機会のなさそうなアフリカのケニアにしました。また、ケニアはアフリカの中でもトップクラスに発展している国であり、きれいな施設やローカルの村やスラム街などが混在しているため、経済発展の光と影の面を両方見ることができるたので、豊かさとは何かを考えるためにはとてもいい環境だと思いました。

留学中に取り組んでいたことを教えてください。

留学中は大学での勉強はもちろん、現地学生と同じ寮に入り生活したり、日系企業でインターンをしたりしていました。また、休みの日にはケニアの様々な観光スポットを回ったり、 スラム街でのツアーに参加したりなど新たな経験を積むことができました。

留学中に活きたGCPの経験を教えてください。

GCPでの経験はスキルの面では英語を学んできたことで、授業や現地の学生とのコミュニケーションいとても役立ちました。特にケニアの友達と他愛もない話で盛り上がれたときには、ふと英語を勉強してきてよかったなと実感することもありました。また、精神的な面では課題に追われていた経験から、ピンチになっても落ち着いて一つ一つ前に進んでいけば大丈夫という自信が慣れない環境で生活していくうえで大きな力になりました。

最後に未来のGCP生に一言お願いします!

留学は目標でもあり、人生の通過点でもあるので、留学を通して何を見て、何を学びたいのか、それをその後の人生でどう活かしていくかしっかり考えておくとより良い留学、帰国後の活動のモチベーションにもつながっていくと思いました。一緒に学ぶ仲間を大切にハードモードな毎日を楽しんでいきましょう!

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ヨーロッパ

「チェコってどこ?」ヨーロッパの中心に突撃

2022.02.05
瀬木大希さん GCP8期 理工学部
#ヨーロッパ #EU

なぜチェコに行こうと思いましたか。

チェコに決めた1番の理由は留学第1号になりたいと考えたからです。私が留学したマサリク大学は、私が留学を目指したその年に初めて交換留学指定校として創価大学と提携した大学でした。つまり、創価大学から先方の大学への留学生が1人もいませんでした。こんなチャンスは滅多にないと考えた私は、ヨーロッパの街並みや文化に興味があったことも相まって、チェコへの留学を決意しました。

留学中に取り組んでいたことを教えてください。

留学先では主に分子生物学や環境学などのサイエンス系の授業を受けました。創価大学では生物系科目の授業を中心に学んでいたため、その知識を活かせると考えたからです。授業の中には指定難病の原因となる物質の調査を行う実験もありました。

留学中に活きたGCPの経験を教えてください。

GCPでは多様な学生と議論を交わす中で論理的思考力と語学力を磨きました。留学先での実験の授業では、現地の院生と共に1日中実験をすることもありました。失敗が当たり前の実験の世界では、論理的思考で常に実験プロセスを管理し、失敗の原因を議論する機会が多くありました。慣れない環境で大変な作業ではありましたが、GCPでの日々があったからこそ乗り越えることができました。

最後に未来のGCP生に一言お願いします!

GCPは創価大学の中でもトップレベルの学びが得られる環境です。自分を変えたい、新しい挑戦をしたいと少しでも感じたら応募してみて下さい。応援しています。

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世界一綺麗な街並みを有するチェコでの勉強奮闘記

2022.02.05
國近圭さん GCP8期経済学部
#中欧 #中世の街並み

なぜチェコに行こうと思いましたか。

チェコを選んだのは、①専門の勉強ができる環境が整っていること、②ヨーロッパで物価が比較的安いことが主な理由です。大学院進学を目指していた私の専門は、欧米が先進的な内容であったため、できる限りアメリカやヨーロッパ諸国に留学をしたいと考えていました。そこで、創価大学では勉強できない授業や専門の研究者が揃っているマサリク大学を交換留学提携校の中から選びました。また、経済的な負担を軽減するために、ヨーロッパ内でも比較的物価が安いチェコ共和国を選択しました。

留学中に取り組んでいたことを教えてください。

留学先では、大学院進学に向けた勉強と大学の授業を主に取り組んでいました。マサリク大学では、設備や教授陣を含め、充実した勉強環境が整っているため、集中して勉強に取り組むことができました。毎日大学の図書館に通いながら、論文や専門書を読み、授業の予習・復習などを行いました。週末や長期休暇はヨーロッパを旅行し、様々な経験をさせてもらいました。寮に併設されているジムやバスケットコートで友人とスポーツをしてリフレッシュをすることもありました。旅行やスポーツで気分転換をしながら、平日は一日中勉強に励んでいました。

留学中に活きたGCPの経験を教えてください。

GCPでの学びは、授業や勉強で非常に役立ちました。留学中で最も困難に感じたことは、定期試験です。エッセイや筆記試験、口頭試験など、様々な形式の試験が課されました。試験のレベルが非常に高く、高得点を獲得することが非常に困難であると言われていました。特に、口頭試験は英語で内容を正しく説明し、教授と受け答えをすることが非常に難しかったです。しかし、GCPで学んだ語学力やアカデミックスキルを活かして試験を乗り越え、好成績を収めることができました。また、毎週の大量の課題や予習・復習をしていく中で、心が折れそうになりながらもGCPでの毎日を思い出すことで奮起することができました。それらに耐え、継続して勉強に取り組むことができたのもGCPでの勲等があってのことだと思います。

最後に未来のGCP生に一言お願いします!

大学に入るまで、自分が海外の大学で勉強しているなんて全く想像がつきませんでした。GCPは、自分の可能性を最大限引き出してくれる贅沢な環境です。自分のやる気次第でどこまでも輝ける最高の舞台です。興味がある方は是非挑戦してみてください。僕は、GCPに入らせていただき、心から良かったと思っています。

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