「第14回大学コンソーシアム八王子学生発表会」で1年生の個人プロジェクトが入賞しました!
2022年12月3日(土)、4日(日)の2日間にわたり、八王子学園都市センターにて「第13回大学コンソーシアム八王子学生発表会」(主催:大学コンソーシアム八王子、後援:八王子市教育委員会)が開催されました。ゼミなどチームとしての発表が多い中、3名の1年生が個人研究を発表し、そのうち2名が奨励賞を受賞しました。この発表会では大学コンソーシアム八王子に加盟する大学等の学生によって、過去最高の284件の発表が行われました。
岩間夏美さん(法学部1年)と三木彩華さん(国際教養学部1年)は「市長へ直接提案」セッションで発表しました。このセッションでは38件の応募から8件が選ばれ発表しました。岩間さんは「大学生ボランティアに活躍してもらうデジタル端末を利用した放課後無料塾によって、小中学生の情報格差と教育格差を解消することができる。小中学生にとっては学習のキャッチアップ、教育学部の学生にとっては実務経験を積む良い機会を提供することができ、1人も取り残さない八王子の実現に貢献する」と提言をしました。三木さんは「市内に住む学生と市外から通う学生のそれぞれに対して、防災リュック、避難建物登録ステッカー、市による備蓄管理、見えるハザードマップの作成の四つの政策を導入することによって、学生の防災意識の向上ができる」と提言しました。岩間さんと三木さんはそれぞれ奨励賞を受賞しました。
一方、鈴木未来さん(看護学部1年)は市政提案セッション(福祉・防犯等)で「高齢者と学生に焦点を当てたコミュニティカフェを設立することで、世代間交流を促進し『誰一人取り残さない』八王子市を実現できる」と提言しました。
今回、発表した学生の声を紹介します。
- 「今回、初めてこの発表会に参加し、先輩方の研究発表から多くのことを学ぶことができました。(優秀賞などを逃し)満足行く結果ではありませんでしたが、1年生でこの発表会に参加できて良かったと思っています。何も分からない状態からの挑戦でしたが、先生、先輩方の協力があって最後まで走りぬくことができました。協力して下さった全ての方に感謝します。」(岩間さん)
- 「結果としては悔しい思いもありますが、得られるものも多く、大変実りのある経験になりました。また挑戦したいです。」(三木さん)
- 「発表会に参加させていただき、様々貴重な体験を得ることができました。協力してくださった方々、運営の皆様、全ての方々に感謝の想いです。来年も挑戦していきたいです。」(鈴木さん)
この発表会では、他にも創価大学・創価女子短期大学の多くのゼミから入賞者が誕生しました。
岩間さんの提言:「デジタル端末を使用した放課後学習キャッチアップ」
三木さんの提言:「水害につよいまち八王子を目指して」
鈴木さんの提言:「学生と創る幸齢社会~繋がりをつくるコミュニティカフェ~」
参考:第14回大学コンソーシアム八王子学生発表会 受賞者一覧
