栗山ゼミ

ゼミテーマ「人間主義的視点をもつ人的資源管理の研究」

ゼミ紹介

学ぶ内容
人的資源管理論の理論的基礎である「組織行動論」の世界的入門書を徹底的に勉強する。そのために、毎週授業までに教科書を予習しLTDレポートにまとめて提出する。授業では関連のプレゼンテーションと小グループで共有しながら議論を通して理解を深める。3年次には、500ページに及ぶ専門書を読み切る。
4年次は、人間主義的な視点を持つ人的資源管理論の観点から様々なテーマについての論文を学び、卒業論文の作成に着手する。そして、自由に決めたテーマについて卒業論文の作成をゼミ生と何回も共有しながら改善してゆき、納得のいく論文を仕上げる。状況対応リーダーシップに基づき、能力、意欲ともに高い状況で卒業していくことを目標とする。
授業外に学生主導で、春プロジェクト、夏プロジェクトを運営する。これらの目的は、人的資源管理や組織行動の理論を、人材育成のための研修を企画・運営する能力を育成することにあり、他のメンバーとともに組織と個人のwin-winの関係を形成することにある。

 
ゼミ生が取り組んでいる研究テーマ
〇人生100年時代における日本女性のキャリア改革:副業とリカレント教育の観点から
〇他者評価依存と他者依存について:本当の自分を見つける重要性
〇体育会部活動における指導者の重要性:バレーボール部を事例としたリーダーシップ
〇地方活性化における地方企業の地域資源の活用:セイコーマートを事例として 等

 
ゼミ生の声
・西家光一さん(4年生)

栗山ゼミで学ぶのは、経営学の中でもでもソフトな一面を持つ人的資源管理論です。いわゆるヒト・モノ・カネの管理のうち、人のマネジメントについて学びます。授業では、心理学や社会学などを応用した分野の教科書を使用しました。ゼミで学んだリーダーシップ理論やモチベーション理論などは、日常生活にも役立っています。


・岡一郎さん(3年生)

人の可能性や尊厳性を重視した人的資源管理論を学んでいます。誰しもが持つとされる潜在的な才能を強みに昇華させ、活かすための方法について話し合い、研修の企画なども行っています。また、ゼミ生一人一人が授業で得た知識をその他の活動でも活かし、さらに学びを深めています。

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