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  • 経営学部・志村裕久教授の論文の抄訳が香港恒生大学商学研究所の論文集『HSUHK Business Review』Vol.4, No.2に掲載されました!

2023年08月23日 12時00分

経営学部・志村裕久教授の論文の抄訳が香港恒生大学商学研究所の論文集『HSUHK Business Review』Vol.4, No.2に掲載されました!

    経営学部・志村裕久教授の論文の抄訳が香港恒生大学商学研究所の論文集『HSUHK Business Review』Vol.4, No.2に掲載されました!

    書籍の表紙

     本学経営学部 志村裕久教授の論文の抄訳「Humanistic leadership Post COVID-19 under VUCA: Buddhist Perspectives」が論文集『HSUHK Business Review(注1)』Vol.4, No.2に、Association of International Business(注2)Asia Pacific Conferenceの発表論文の発表者の議事録として掲載されました。

     COVID19後のリーダーシップを考察する上で、人間主義経営を軸とした考え方が重要であり、特に、牧口常三郎先生の「人道的競争」へのパラダイムシフトが必要であると述べられております。
     本論文では、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つの単語の頭文字をとった言葉で、目まぐるしく変転する予測困難な状況を意味するビジネス環境を、著名な実業家であるBill George氏はVUCA2.0、つまり、Vision(ビジョン)、Understanding(相互理解)、Courage(勇気)、そしてAdaptability(適応性)へ読み替えて、新しい時代を乗り越える必要性を述べられております。また、VUCA2.0の概念を、人間主義経営及び日蓮文法の視点から、Visionを広宣流布、Understandingを相互理解のための対話、Courageを異体同心、そして、Adaptabilityを依正不二と捉え、COVID19後のリーダーシップには人間主義経営的な視点が必要であると述べられております。

    (注1)HSUHK Business Reviewは、香港の私立大学である香港恒生大学商学研究所が出版している論文集。
    (注2)Association of International Businessは、1959年に設立された国際ビジネスの特化した学会であり、全世界で3000名以上の会員を有する国際学会組織。

    ページ公開日:2023年08月23日 12時00分
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