2022年07月27日 12時00分

GLC主催「社会課題解決立案コンテストRevopro(レボプロ)2022最終報告会」を初のハイブリッドで開催

本学キャリアセンター主催の課外講座であるグローバルリーダーカレッジ※(以下、GLC)の集大成となる社会課題解決立案コンテスト「Revopro(レボプロ)最終報告会」を7月2日(土)に対面とYoutube配信のハイブリッド形式で開催しました。
本コンテストは、Revolution Project(通称レボプロ)といい、これまでGLCで学んできたことの集大成となるプロジェクトです。本年は、「グローバル都市の本質的な問題を解決せよ  ― Humanity×Sustainability×Innovation ―」とのテーマのもと、複数の受講生でチームを組み、約3ヶ月間、グローバル都市の抱える本質的課題とその解決策を徹底的に考え抜き、真剣に議論を重ねてきました。最終報告会では、本学教員や社会課題の解決に取り組む専門家による評価・講評もあり、毎年多くの受講生がこの Revopro(レボプロ)を通して、飛躍的な成⻑をとげています。

その成果を、本年は3年ぶりに対面で開催し、学内外にも会場の様子をYouTube Liveでリアルタイム配信を行いました。優勝はブラジル・サンパウロのスラム街で起こる電力問題に対して施策提案をしたチーム「Reverse Side」、準優勝はインド・デリーの大気汚染問題に取り組んだチーム「チャナーズ」でした。

チーム「Reverse Side」でリーダーを務めた馬場さん(文学部3年)は、「何度も白紙に戻り、毎日悩みの日々でしたが、私たち優勝チームだけではなく、レボプロに参加した全員で獲得した結果だと思います。支えてくださった皆さん全員に感謝しています。」と述べました。
本年度のGLC活動は、「Revopro(レボプロ)最終報告会」をはじめ、感染症対策を徹底のうえ、対面とオンラインのハイブリッドを活用し、工夫を重ねながら実施をしてきました。
Revopro(レボプロ)を視聴していた方からは次のような声が寄せられました。
  • 皆さんが3ヶ月間、様々な議論などを重ねて今回の最終報告会に臨まれている様子を見て、私自身も世界の小さな課題一つ一つに目を向けて、それを知ることに留まらず、自分の中で考えることを大事にしたいと思うことができました。(本学の在学生)
  • どのグループもとても熱心に発表されていて、感動しました。ターゲットやグラフなどを使い、明確に説明されていたところが良かったです。(他大学の学生)
  • どのチームも抽象的なスローガンではなく、具体的な数字を用いて解決策提案まで練り上げていた事に驚きました。現実は、様々な問題を考慮する必要があるとは思いますが、理想に向かって邁進できる、もしくは現実との妥協を選択しながら前に進める人材に、全員が成長するための大きな疑似体験をさせて頂いたと感じ、感動しました。審査員の方の質問内容も、不足する視点を指摘するというより、自分達の限られた視点からより多角的なアプローチを促す気づきを教えられていると思いました。(本学在学生の保護者)

※グローバルリーダーカレッジ(GLC):
キャリアセンター主催で2006年度に開講された学部横断型の課外講座。各種講座、グループワークなどを、本学の卒業生がスタッフとなって開催している。1・2年生の希望者が申し込み、エントリーシートおよび面接にて選抜。4年次まで受講する課外講座。
ページ公開日:2022年07月27日 12時00分