(左から)明石拓海さん、山内豊教授、高木康徳さん、片山伸治さん

2020年03月18日

バンコク開催の国際会議で、本学教育学部の山内豊ゼミの学生が研究発表しました

    タイ・バンコクで開催された英語教育の国際会議「Thailand TESOL Pan Asian Consortium of Language Teaching Societies」に、本学教育学部の山内豊ゼミの学生3名が参加し、審査を通過したうえで研究発表を行いました。
    本国際会議は、中国、韓国、タイ、ロシア、日本をはじめとするアジア各国 の外国語教育の関係団体が組織する大規模な国際会議です。Scopusに掲載されている国際雑誌の出版社等が後援しており、本年度は1月30日から2月1日にわたって開催されました。世界29カ国 から635名が参加しました。

    参加した学生からは次のような声が寄せられました。
    ■高木康徳さん(教育学部4年)
    私の研究内容は、「英語の発表語彙」について2つのテストを作成し、その妥当性を検証するというものです。今回の発表を通し、外国語教育のさらなる発展に貢献できたと思うとうれしく感じます。山内先生から「英語は世界への扉」との言葉を教えていただき、今回の国際会議での発表、質疑応答、意見交換、教授との交流を通して、その意味を肌で感じることができました。卒業後、世界各国の人たちと関わりながら仕事をすることができるように、今後も語学をはじめ勉学に励みたいと思います。
    ■片山伸治さん(教育学部4年)
    私は英文法性判断テストという、テストをもとに第二言語学習者の英語熟達度と英文法知識の相関について調べ、教育的に今後の英語教育には何が必要であるのかという研究を行いました。世界の研究者と真剣に議論を交わし、同じ高さで肩を並べて会議に参加できたことが何より嬉しかったです。このような素晴らしい舞台で発表できたことは、山内先生をはじめ、今まで英語を教えてくださってきた方々のお陰です。本当に感謝しています。
    ■明石拓海さん(教育学部4年)
    私は第2言語習得に重要な役割を果たす作業記憶と英語の総合力の関係について発表しました。国際会議を通して、英語を使って他国の人々とコミュニケーションをとれるようになりたいと感じるとともに、今後も国際会議等に参加しようと思うようになりました。来年度からは東京都の中学校または高校で英語教師として働きます。教育現場で働くからこそ、これからも研究に力を入れ、より良い教授法を生み出していきたいと思います。山内先生をはじめ、ともに頑張ってきた仲間に感謝します。
    ページ公開日:2020年03月18日
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