人間教育プロフェッショナルコース
カリキュラムの特徴

人間教育プロフェッショナルコースでは、学校現場などのデマンド・サイドからのニーズを踏まえ、連携協力校での実習を重視するとともに、実習を大学院での理論的な学習と有機的に関連づけます。人間教育の理念に根ざした豊かな実践的指導力と高度な専門性に裏づけされた確かな授業力を有し、各学校の有力な一員となりうる教員を養成します。
なお、小学校教諭一種免許状未取得者で小学校教諭二種免許状、幼稚園教諭二種免許状以上、中学校・高等学校一種免許状のいずれかを有する者(取得見込み含む)は修業年限3年間で、教職大学院の教育課程と小学校一種免許状取得に必要な学部の教育課程を並行して履修します。

カリキュラムの特色

■教育現場の課題が学習課題

授業事例や児童生徒への指導事例を授業で取り上げ、グループごとに課題を設定し、解決方法を共同で追究します。さらに、プレゼンテーションを行い集団で討議して、相互に学びあい教えあう授業を行います。

■ティーム・ティーチング方式での授業

多くの授業科目で多様な専門分野をもった複数の教員、研究者教員と実務家教員など、バリエーションに富んだ組みあわせによるティーム・ティーチング方式により授業を行います。

■学校現場との連携を重視した実習

実習はすべて連携協力校である東京都公立小学校で行います。実習研究Ⅰでは40日間程度、実習研究Ⅱでは20日間程度にわたり、教科指導や生徒指導、学級経営などを経験し、自らが学校の諸課題に主体的に取り組むことができる資質や能力を培います。

■「人間教育実践リーダーコース」との有機的な連携

カリキュラム全般を通して、「人間教育実践リーダーコース」の現職教員学生と交流を図るカリキュラム編成となっており、学生が互いに触発しあう中で教員としての資質と能力の向上をめざします。