本学理工学研究科の学生が「2021 AIChE Annual Meeting」でポスター賞を受賞

本学理工学研究科環境共生工学専攻・博士前期課程の成田唯人さんが、「2021 AIChE Annual Meeting2021年度アメリカ化学工学会年会)」にて、MESD Graduate Poster Awardsを受賞しました。

 

この賞は、会員数6万人を超える歴史あるアメリカ化学工学会から、大学院生による優れた発表に対して贈られるものであり、本学では初の受賞となります。今大会は202111711日にアメリカ・ボストンにて対面で開催、111519日にオンラインで開催され、成田さんはオンラインでの参加となりました。

 

発表タイトルは「Synthesis and Characterization of ZnO Photocatalysts with Different Morphologies」です。本研究は本学がマレーシア科学大学と取り組む国際共同研究の一貫として実施され、光触媒によって難分解性の有機化合物をクリーンに分解処理する技術の一部分を占めています。本研究により、酸化亜鉛の粒子形状による光触媒性能の違いが明らかとなり、高性能な光触媒の開発に貢献されました。

 

受賞した成田さんは「今回このような賞をいただき、大変嬉しく思います。初めての学会発表が英語での発表で、とても緊張したのを覚えています。この受賞を糧に、そして光触媒という材料で環境問題を解決することを目指し、引き続き研究に奮励していきます」と語りました。

 

共同発表者:井田旬一(理工学部 教授)、松山達(理工学部 教授)、西健斗

Share