2022年03月28日

本学理工学研究科の学生が「情報処理学会第84回全国大会」にて学生奨励賞を受賞

本学理工学研究科情報システム工学専攻2年の三浦義栄さん(渥美研究室)が、「情報処理学会 第84回全国大会 〜変わる社会と情報処理〜」の論文発表で、学生奨励賞を受賞しました。

 

一般社団法人情報処理学会は、コンピュータとコミュニケーションを中心とした情報処理に関する学術および技術の振興を目的とした学会で、会員数は約2万人、年に1度全国大会を開催していり、この度の大会は3月3日~5日までオンラインで開催されました。

 

この度の三浦さんの論文名は、「ABSAにおけるセンチメント極性とターゲットの自動生成による データ拡張の評価」で、レビューサイトやSNSなどの文章を分析し、どのような内容について書かれているか、肯定的な意見か否定的な意見かを人工知能で判断するというものです。今回の論文はその人工知能の学習に必要なデータを自動で生成することを目的としています。

 

三浦さんは「大学院での学生生活は、コロナ禍で満足に研究が行えない環境でしたが、指導教員の渥美教授や研究室の友人、先輩、後輩の助力がなければこの受賞はあり得ませんでした。修士の研究の集大成と言える今回の学会発表で学生奨励賞を頂いたことをとても光栄に思います」と感謝を述べられていました。

ページ公開日:2022年03月28日