中国・アジア文化メジャー

中国語および中国・アジア地域の文化・社会について深く学び、文化交流やビジネスシーンで活躍するための語学力と教養を身につけよう!
海を隔てて日本に隣接する中国、そして日本・中国を含むアジア地域は、文化的、また政治・経済的にも密接に結びつき、互いに交流を重ねてきました。その一方で、日中関係や日韓関係、台湾問題など、いまだ多くの課題が山積している地域でもあります。これらの課題を解決へと近づけていくためには、相互コミュニケーションや文化交流を重ね、相手の社会や文化への理解と共感を深め、尊重しあっていくことが必要です。中国・アジア文化メジャーでは、中国語および中国学を中心として、アジア地域の社会と文化を幅広く学び、文化交流やビジネスシーンで活躍するための高い語学力と深い教養を養っていきます。

主な開講科目

イントロダクトリー
  • 中国・アジア文化入門 
ベーシック
  • 中国語学入門Ⅰ・Ⅱ 
  • 中国語講読初級Ⅰ・Ⅱ
  • 中国語コミュニケーション演習初級Ⅰ・Ⅱ
  • 中国語文法初中級Ⅰ・Ⅱ
  • 中国語作文初中級Ⅰ・Ⅱ 
  • 中国社会文化概論 
  • 東アジアの文化交流
  • 東アジア現代事情
  • 人類学的地域研究(アジア)
  • 中国文学
  • 映像から考える中国 
  • 東洋史概説
  • 中国近現代の歴史と思想
アドヴァンスト
  • 中国語学中上級A・B
  • 中国語コミュニケーション演習中上級A・B 
  • 通訳演習(日中)A・B
  • 通訳演習(中日)A・B
  • 東アジア共同体と安全保障論
  • 国際社会論
  • 現代中国論
  • 東アジア文化論
  • 東洋思想史
  • 中央ユーラシアの歴史と文化

開講ゼミ一覧

《中国の歴史・文化・人物》 高橋 強 教授

本学創立者は、中国の北京大学などで計8回に渡って学術講演を行われている。そこには、創立者の「中国観」「中国論」とも言うべき内容が読み取れる。創立者のこれら「中国観」「中国論」を解明しつつ、中国の「歴史・文化・人物」の研究を試みる。

《中国語学》 佐藤 素子 准教授

本講義は学習者が今までに習得してきた中国語の知識を土台に、文化背景などの要素に注目しながら、「中国語の正しさ」から「中国語らしさ」へと、表現法に重点を置き、視点を深めていきたい。

《グローバル社会研究》 樋口 勝 教授

今や、国際社会において中国は大きな影響力を持ち、中国抜きでは語れない時代になっている。本演習では、近現代の日中関係史を中心に、アジア、アメリカ等との関係及び現代の中国情勢を研究していきたい。

《国際関係学》 林 亮 教授

国際関係学は二度の世界大戦の反省から生まれました。コンピューターとインターネットで一体化した地球は、豊かさと格差による矛盾に満ちています。私たちは戦争を制御し、平和を実現するために国際社会を研究します。

《東アジア史》・《中国伝統思想の現代的展開》 村上 信明 教授

東アジア地域の歴史・文化・思想について学びながら、さまざまな社会や文化をもつ人々が共存する東アジア地域の多文化共生メカニズムと異文化交流の歴史について学んでいきます。また、中国の伝統思想である儒教や老荘思想を現代の私たちがどのように捉え、活用していけばいいのか、といったテーマについても学んでいきます。

《仏教思想》 松森 秀幸 教授

この演習は、仏教を研究対象とする「仏教学」という学問を専門とし、特に「諸経の王」として東アジアにおいて思想的、文化的に大きな影響を与えた鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』を学びます。『法華経』は紀元前一、二世紀頃にインドで成立したと考えられる大乗仏教経典です。東アジアでは三世紀(286年)に竺法護が『正法華経』としてはじめて翻訳しますが、五世紀始め(408年)に鳩摩羅什が『妙法蓮華経』として翻訳して以降、広く受容され、特に日本では思想的にも文化的にも大きな影響を与えました。演習では 鳩摩羅什訳『妙法蓮華経』の講読を通して、仏教や『法華経』の基本的な知識を学びながら、仏教学の研究方法についても学習していく予定です。また、『妙法蓮華経』の思想が中国から日本、古代から近代に至るまで、どのように受容されてきたのかについても概観したいと思います。

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