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歴史・社会文化メジャー
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開講ゼミ一覧
《日本古代・中世・近世史の基礎研究》 坂井 孝一 教授
日本の古代・中世・近世の歴史について幅広く学びます。専門書から参考になる箇所を抜き出して輪読し、内容に関する討論を行い、日本社会の特徴や著名な人物の生き様について考えます。さらに、興味のあるテーマについて研究発表をしてもらい、各人の日本史に対する理解を深めます。
《日本古典文学史》 平林 香織 教授
日本古典文学の研究方法について学び、古代から近世までの日本の古典文学作品の解析を行います。古典籍(和書)の扱いや崩し字の解読に関する技法を修得し、古典文学作品を書かれた時代や歴史的背景の中で考えます。また、作品の解釈をとおして現代のわたしたちの表現や思想に通じる普遍性を見出します。
《日本近現代史の基礎研究》 季武 嘉也 教授
幕末以降から現代にいたるまでの日本の歴史について、まず、史料を読むということで歴史がどのようにして成り立っているのかを理解します。さらに、概説書を読んで、現代の日本社会がどこからきて、どこに向かおうとしているのかを探ります。その上で、自由なテーマで卒論を書いてもらおうと思っています。
《明治語の研究》・《日本語史》 金子 弘 教授
現代語のルーツに直結する近代の言語としての「明治時代語」について考えます。現代語に近い明治期の日本語について理解を深めることによって、現代語に対する見方も養っていけます。
《歴史社会学》 小林 和夫 教授
これまで日本占領期のインドネシアに関する研究を進めてきました。近年の研究関心は、アジア・太平洋戦争と学知、科学の体制化、軍産官学複合体などです。「不思議なものを感じとる感性」を大切にしながら「歴史」の問題を社会学的な視点から考察します。歴史社会学的な問題設定、視覚、アプローチ、解釈を学び、「現代」でも展開・応用が可能な感性を身につけてください。
《メディア文化研究》・《メディア史》 倉橋 耕平 准教
私たちの文化は、もはやメディアなしでは形成されません。政治家はメディア向けのパフォーマンスをします。ヒット曲はストリーミングの登場で曲が短くなりました。Netflixの作品がアカデミー賞を受賞しましたが、あれは「映画」ですか。このゼミは、現代メディア環境における文化変容や意味世界の謎を解明していくことが目的です。メディア文化、ナショナリズム、ジェンダー、政治、ジャーナリズムに関心のある方はぜひ一緒に学びましょう。
《西洋哲学史》 伊藤 貴雄 教授
ヨーロッパ哲学史上最大の巨人であり、現代哲学の基礎を作ったカントの著作などを学びながら、グローバル化する現代の思想的・社会的課題への示唆を読み取り、問題解決への方途を探ります。たとえば、自由とは、正義とは、世界市民とは、等々の問いを皆で議論しながら、多角的な視点で世界秩序を捉え直していきます。さらに、哲学は、私たち自身の人生観・価値観を大きく広げ、深めてくれます。人類的古典(グレートブックス)に触れ、自分で考える勇気や、他人と討議する力を養い、未来を生き抜く「創造的精神」を身につける演習にしていきたいと思っています。
《東アジア史》・《中国伝統思想の現代的展開》 村上 信明 教授
東アジア地域の歴史・文化・思想について学びながら、さまざまな社会や文化をもつ人々が共存する東アジア地域の多文化共生メカニズムと異文化交流の歴史について学んでいきます。また、中国の伝統思想である儒教や老荘思想を現代の私たちがどのように捉え、活用していけばいいのか、といったテーマについても学んでいきます。
《西洋史》 帆北 智子 准教授
西洋(ヨーロッパ、アメリカ)の歴史について幅広く学んでいきます。各ゼミ生が自身の研究テーマを主体的に追究できるよう、歴史学の特徴やその基礎的な研究手法を学び、必要に応じて原語文献の読解もおこないます。また、西洋史という切り口から歴史を学ぶことによって、現代社会が抱える諸問題や世界のありように対する洞察力を養ったり、自己の探求や他者との相互理解にも深く目を向けたりといった、歴史学がもつアクチュアルな側面にも触れてほしいと思います。
《グローバル社会研究》 樋口 勝 教授
今や、国際社会において中国は大きな影響力を持ち、中国抜きでは語れない時代になっている。本演習では、近現代の日中関係史を中心に、アジア、アメリカ等との関係及び現代の中国情勢を研究していきたい。