2020年09月17日

本学卒業生が書籍「ワクワクしないとつまらない―現場発 教育のヒント集―」を発刊

    本学工学部(現・理工学部)を卒業し、現在埼玉県東松山市立東中学校で数学の教師を務める力久晃一さん、この度「ワクワクしないとつまらない―現場発 教育のヒント集―」(幻冬舎1320円)を9月9日に発刊されました。

    力久さんは、本学ご卒業後、埼玉県の中学教師として赴任され、その仕事ぶりや実績などが評価され、同業者である学校の先生向けの講演なども行っています。
    また、NHKの「ウワサの保護者会」にも学校教員としてニックネームで、不定期ですが出演されています。

    出版にあたり力久さんは「コロナ禍でなくても学校現場は日々多忙化しています。実際、休職や辞職される先生は多数いらっしゃいます。理想と現実の違い、保護者対応や慣れない部活指導など課題は多岐に渡ります。その課題を抱えている先生方が笑顔で毎日をワクワク過ごせるきっかけになればと思いました。また保護者も子育てをしているといろんな壁に直面し、我が子とどう向き合っていけばよいか分からなくなる時があります。自分の子育てに常に信念を持っていられたらと思うのですが、現実はそう甘くはありません。本書には、生徒の本音がつまっているからこそ、保護者としての子育てのヒントになる内容もあります」と語られています。

    力久さんも小学校4年生の時に、学校になじめない自分に対して、親身に支えてくださった先生が、教師を目指すきっかけになったそうです。本学に入学後は、情報システム工学科(小林幸夫研究室)で数学の教員になるために懸命に学び、また友光寮(現・留学生寮)での3年間の寮生活も貴重な体験であったようです。

    力久さんは現役創大生に対して、「『英知を磨くは何のため』これを常に考えた4年間を過ごすことで、学びの質が変わってくると思います。情熱・誠実・感謝を忘れないそんな人に成長してもらえたら嬉しいです。後輩の活躍は自分の活躍より何倍も嬉しいです」とメッセージを送ってくださいました。
    ページ公開日:2020年09月17日
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