1月27日（土）、学生のキャリアデザインを支援する目的で、お仕事体験イベント「Bridge to the Future」＆SDGs（以下、BTF）が２年生対象に中央教育棟で開催され、210名の学生が参加しました。

BTFは、１・２年生のキャリア支援を行う学生グループ「キャリアサポートスタッフ（通称：CSS）」※が主催し、教員・公務員・民間企業など、27の業界・団体で働く卒業生47名に協力を得て、就業体験ゲームを提供します。参加した学生は仕事のリアルを体験し、やりがいや必要とされる能力を体感できます。

また、今回から新たな取り組みとして、SDGsに関心のある学生が、キャリアや仕事と社会課題を結びつけて将来を考えられるように、SDGs達成に向けた各業界・団体の取り組みの紹介も行われました。

イベントを主催した責任者の経営学部4年の津田綱大さんと文学部4年の日下部陽子さんは、「卒業生をはじめとし、多くの方の支えで開催することができました。業界のワークを通じて2年生の皆さんが各々の『私の未来』を考えるきっかけ作りができたと思います。2年生にとってこのBTFが最高の進路を勝ち取るための出発点になっていれば幸いです。」と述べました。

就業体験ゲームのタイトル例です。

• 【総合電機業界】あなたは家電事業の商品企画職として洗濯機を担当する若手社員。ターゲットとなるお客様のニーズを考え、くらしを豊かにする洗濯機を企画しよう！
• 【Eコマース業界】ECの売り場と様々なアイデアを使って売上拡大に悩む企業の事業拡大プロジェクトに貢献しよう！
• 【食品・飲料業界】あなたは食品メーカーの営業職。消費者に自社の商品を届けたい！そのために、何をどのようにスーパーに売り出すのか考えてみよう！

参加した学生からは、次のような声が寄せられました。

• 実際に社会で働く先輩に何でも聞くことができて本当に嬉しかったです。学生時代にもっと頑張っていきたいと思いました。
• 今まで知らなかった業界ついて学べ、不安だったことを社会で働く先輩方に聞くことができ、そして実際に仕事の体験ができたことで新たな知識や良さを学べました。とてもいい経験になりました。
   

※CSS（Career Support Staff）：学部1・2年生のキャリアサポートをする4年生・大学院2年生によるボランティアスタッフ。